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今さら聞けない FOMO

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図1:KODAK日足1か月チャート出来高を添えて

立て続けにFOMOなる言葉を耳にしました。


FOMOはFear of Missing Outの略です。

Googleさんに翻訳してもらいます。

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図2:Fear of Missing OutのGoogle翻訳

--みょ 行方不明になったら怖いみょ もきち♪もついに徘徊だみょ

いえ。直訳ですから。「Missing Out」は「見逃す」とか「取り逃がす」といった意味です。つまり、見逃して儲け損なう恐怖なのです。


昨年は仮想通貨がえらいことになっていました。

--みょ 今年もえらいことになっているみょ

うん。昨年は急上昇して今年は暴落です。これだけ急激に動いているというのは大人だって予測できていなかったということなのかもしれません。FOMOです。

図1はEastman Kodakの1か月チャートです。デジタルカメラの普及で業績が落ち込んでいたコダックがブロックチェーン事業とICOを口にしたら出来高を伴って急上昇です。

乗り遅れたくないと考えた投資家がお祭りを始めたのかもしれません。


KODAKも、ちょっと過敏な反応なのかもしれません。初日に参入できれば儲かったのかもしれませんが、その後に参入したら怪我したかもしれません。

まあ。乗り遅れることを恐れてがつがつするよりも、乗り遅れることがあるぐらいがちょうどいいのかもしれません。人間だもの。

FANGからGAFAへ

fang.jpg

以前「今さら聞けない FANG」でFANGを取り上げました。


FANGは、SNS大手のFacebook、ネット通販大手のAmazon、動画配信のNetflix、検索大手のGoogle(今はアルファベット:Alphabet Inc.)の頭文字をとったものです。

具体的にこれらの銘柄だけではなくて、これらに代表されるハイテク・ネット関連銘柄を指す言葉です。

「FANGに代表されるようなハイテク・ネット関連銘柄が。。。」などと使われていました。


--みょ? 過去形?

うん。どうやら、今はGAFAと言われているようです。

Netflixも決して調子が悪いわけではないのですが、Appleが伸びてきて、やっぱリンゴだろうってんで、google、Amazon、facebook、appleの頭文字をとってGAFAということのようです。

経済産業省でもGAFAで通しているようです。

言葉は変わっても、やっぱり特定の銘柄というよりはゆるめにハイテク・ネット関連銘柄を指すようです。


んでも、GAFAってなんだかおしゃれじゃありません。FANGでオオカミの牙のほうが何だかしっくりきます。

でも。まあ。世の流れは仕方がない。Netflixに頑張ってもらうしかないのかもしれません。

それか、GoogleがちゃんとAlphabetと表記されてAAFAとかになるのかもしれません。呼び名は何でもいいのですが。

超短期トレードには必須? 板読み

 

知り合いの敏腕トレーダーさんが板読み手法を使っているということで、気にはなっていました。


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図1:マネックス証券 トレードツール Tradestation(トレードステーション) で表示したトヨタ自動車<7203> フル板

板とは、直前で約定した株価と、各価格の売買注文の株数が書かれたものです。

図1は、マネックス証券 トレードツール Tradestation(トレードステーション) で表示したトヨタ自動車<7203> フル板です。

--みょ フル板?

うん。板によっては上下呼び値の数が決まっているものがあります。フル板は、その日の価格制限範囲すべてについて確認することができる板です。

また、フル板では、引けでの注文などの少し特殊な注文も確認できます。

ということで、板の内容を見ていきます。図1の真ん中あたりに黄色い色が付いた数字があります。これが直近に約定した注文です。図1は10月12日日曜日に確認していますので、最後に約定した10日金曜日の引け値が黄色くなっています。

トヨタ自動車<7203>金曜日の最後の取引は、7108円で709600株約定したということです。右側の赤っぽい列は買い注文の株数で、左側の青っぽい列が売り注文の株数です。

右側に出来高が表示されています。

図1はフル板ですが、上下の呼び値が決まっている板でも基本的には同じ構造です。これが板です。


--みょ んでも数字が並んでいるだけでよくわからなみょ

うん。でも、チャートでは約定した価格しかわかりません。板には約定していない注文も現れていますので、投資家心理がすべて詰まっていると言っても過言ではありません。

その割に、ノウハウがしっかりと確立していないのかもしれません。そもそも個人投資家がリアルタイムに板が見られるようになったのはネット証券のおかげです。それまでは証券会社に行かないと見られませんでした。

ましてや、フル板が見られるようになったのは2010年に東証が「arrowhead」を稼働させてからだと思います。

板読みはファンダメンタルやテクニカル分析に対して個人が扱えるようになって歴史が浅いのです。

ということで、ぼちぼちと修行を始めています。


まだ修行を始めたばかりですので、ひよこ投資家™になり切れないたまごです。

基本の「き」としては、板の厚さを見て、買いと売りとどちらが強いかを見て、注文が固まっている価格帯を見るといったところかと思います。

板読みは日計りのデイトレードや数秒から数分で勝負するスキャルピングと言った超短期取引には必須の分析だと思います。

もきち♪はデイトレードやスキャルピングの経験はありませんが、もう少し修行を続けようと思っています。

今さら聞けない ゴルディロックス相場

  

ここのところ、ゴルディロックス相場という言葉を耳にします。


ある日、女の子が森の中で迷ってしまいました。

どちらに向かっていいのかわかりません。

歩いても歩いても同じところをぐるぐると回っているばかりです。

歩き疲れてしまいました。おなかもすいてきました。

そんな時に、小屋を見つけました。

中には誰もいませんが、どうやらくまのおうちです。

中をのぞくと、テーブルの上に3つのスープが並んでいます。

1つ目のスープは熱すぎて飲めません。2つ目は冷たすぎておいしくありません。3つ目のスープは熱すぎもせず、冷たすぎもせずちょうどいい温度でした。

女の子はちょうどいいスープを飲み干してしまいました。

・・・

とまあこの後調子に乗った女の子はちょうどいいベッドで眠ってしまって、クマが帰ってきてドタバタが繰り広げられるわけですが、この女の子の名前がゴルディロックス(Goldilocks)です。


この物語から転じて、「ちょうどよい相場」のことをゴルディロックス相場と呼んでいるのです。適温相場などとも呼ばれています。

今の相場は、実体経済と好調な企業業績に支えられていて、居心地のいい相場だと言われています。

何しろ、これだけ日本株が上昇しているのに、一般企業のPERに相当する東証1部の株価収益率は15倍程度と「ちょうどいい水準」にあると言ってもいいのかと思います。

高い水準にありながら、居心地のいいちょうどいいゴルディロックス相場なのかもしれません。


とはいっても、これだけの急上昇ですから、テクニカル的には過熱を示す指標に事欠きません。

ひとたび値を崩すと、こういった過熱を示す指標に注目が集まって大きな下落につながることも考えられます。

ちょうどいい相場で居心地の良さに身を任せていると、この後にドタバタが控えているのかもしれません。あまり経済や業績を過信して、油断するのは危険なのかもしれません。

今さら聞けない 行動経済学

   

前回の記事で、百万円の半分も、1万円札の値段もちょっと複雑だということがわかりました。


過去に主流だった経済学は、全ての情報はすぐに価格に反映されるという「合理的期待仮説」とか「効率市場仮説」を前提にしていました。

そこに参加している人間は、常に合理的な判断ができる「経済人(ホモ・エコノミクス:homo economicus)」で、常に「経済的合理性」に基づいて判断しているということです。

--みょ 大人はみんなそうだみょ もきち♪だけが愚か者だみょ

いえ。もきち♪以外でも、合理性だけでは説明がつかないことが起こる。そんなことは今までのえらい経済学者もわかっていたと思うのですが、学問として取り上げるには合理性というよりどころが必要なのです。


これは経済学に限ったことではありません。例えば「物理学」。

--にょ 物理は理論通り動くみょ 鉄球には心理学は働かないみょ ニュートンにアインシュタインだみょ

いえ。心理学的要因のことじゃなくて、単純にしないと学問としては扱いにくいのです。「なお、摩擦はないものとする」って言われたら摩擦力のない世界だし、「なお、質量はないものとする」って言ったらまったく質量がない物です。

単純化して理屈がわかってきたら、摩擦も質量も考慮して、工学に発展して無人ロケットが火星に到達できるのです。


経済学も、心理というややこしいものをひとまず置いといて、人は合理的判断をするという仮定で基礎を築いたと思います。

そして、今まで気が付かないふりをしていたけど、実際は違うよねってことで「行動経済学(behavioral economics)、心理学と経済学(psychology and economics)」が研究できるようになったのではないかと思います。

きっかけは心理学者だったようです。言われてみれば前回取り上げた「1ドル札オークション」ってのはいかにも心理学者が考えそうな実験です。


例えば、神戸製鋼<5406>が性能データの改ざんを発表したときに、株価に与えるインパクトというのは今までの経済学で計算できると思います。

でも、実際にいくらで寄り付いて、新しい材料がなかったときにどのような値動きをするのかということは、市場心理を予測しないと予想できません。

そして、市場心理はいろいろな要素に影響を受けます。それこそビッグデータです。

行動経済学とAIがどんどん進むと誰も損しなくなるのか、誰も勝てなくなるのかと言ったところなのかもしれません。

市場にAIしかいなくなったら心理学でも処理できなくて、また次の展開があるのかもしれません。

案外今のうちに人工知能のロジックを研究した方がいいのかもしれません。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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