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祝!!平昌オリンピックで日本が史上最多のメダルラッシュ -ゼロサムゲーム?-

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図1:冬季オリンピック実施種目数

平昌オリンピックで日本のメダルラッシュが続いています。素晴らしい。


21日のスピードスケート女子チームパシュートで金メダルを獲得したことで、日本の獲得メダル数は1998年長野大会を超えて11個となりました。

--みょ 史上最多だみょ

うん。すごいことです。何しろオリンピックでメダルを取るということは、世界でトップ3だけなのです。それが過去最多です。素晴らしい。


ところで、日本代表がメダルを取ると、他の国がとるメダルが減ります。つまり、日本が過去最多のメダルを取ると、他の国のメダルが減っているということになるような気がします。

--みょ メダルの数が決まっているから当然だみょ

う~ん。そうでしょうか。もちろん、平昌オリンピックのメダル数は決まっていそうです。でも、冬季オリンピックで過去最多というには、過去の冬季オリンピックの総メダル数(実施種目数)を調べないといけないような気がするのです。種目数が倍になったら総メダル数も倍になって、過去の倍メダルを取ることになります。

つまり、極論すると、すべての参加国が過去最高のメダル数というのもありそうです。日本がメダルを取っても他の国のメダルが減るわけではないかもしれません。


ということで調べてみたのが図1です。種目数はどんどん増えています。過去最高だった長野オリンピックと今回の平昌オリンピックを赤くしてあります。

--みょ 種目がいっぱい増えてるみょ

うん。ちなみに長野大会が68種目、今回の平昌大会が102種目です。

もちろん、メダルを取るということはその種目で世界トップ3に入るということで素晴らしいことは疑いの余地がありません。


ただ、史上最多だというのは何だか嫌な予感がします。

そこで、種目数を3倍して総メダル数として、日本が獲得したメダル数の割合を算出しました。

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図2:冬季オリンピック日本のメダル割合

同じように長野大会と今回の平昌大会を赤くしてあります。

--みょ 長野のほうが多いみょ

うん。嫌な予感が的中しました。長野どころか、その2大会前の1992年アルベールビル大会のほうが獲得率が高くなっています。


つまり、メダル増減数はゼロサムではなくて、日本のメダルが増えたから直ちに他の国のメダル獲得数が減っているわけではないのです。

--みゅぅ ロシア。。。

うん。大人の事情でロシアのメダルは減っていますが、だから日本のメダルが増えているわけではないのです。全体に増えることが可能なのです。全体のパイが増えています。

ところで、株式投資は儲かる人がいれば損をする人がいるとのことで、ゼロサムゲームだという人がいます。本当にそうでしょうか?

株式投資の場合には、配当金や株主優待もあって、しかも全体な株価上下があります。投資家全員の資産を合計したら、増えたり減ったりしながら、株価が動かなければ配当や優待の分全員が儲かっているということがありそうです。

--みゅぅ 超短期なら?

そんな限定が多いゼロサムゲームだと言われても、もはやどうでもよくなります。というようなことを考えてしまうのでした。

今日のひとこと

オリンピックでメダルを取るというのはそれだけですごいことです。

効率的市場仮説と行動経済学

 

以前「今さら聞けない 行動経済学」でそれまでの「効率的市場仮説」などの理想的な理論では実際の経済を説明できないことを確認しました。


投資家も、常に合理的な判断ができる「経済人(ホモ・エコノミクス:homo economicus)」だけではありません。

--みょ もきち♪以外はちゃんとした経済人だみょ きっと

いえ。株価の動きを見ると、決してもきち♪だけじゃあなさそうです。ネガティブな材料が出たときに過剰反応して大きく下げて反発したり、消化に時間がかかってじわじわと下げたりってことです。


材料が出たときに、正確に株価に反映されない原因は「認知バイアス」の組み合わせにあると言われています。

認知バイアスでは過信や過剰反応が引き起こされます。例えばみんなが暴落を恐れているところにネガティブなニュースが入ってきたら材料以上に暴落することが考えられます。今のビットコイン相場がそうなのかもしれません。

株価が本来とは違う動きをすれば、テクニカルな人たちはもっと間違った行動に出てしまうかもしれません。


市場参加者が全員理想的なホモ・エコノミクスで、マーケットが効率的市場仮設に従うとしたら、相場で勝ち続けることはできないということになります。バフェットさんでも無理なのです。

ところが実際にはマーケット参加者の多くが感情を持った認知バイアスに左右される人間です。

だからバフェットさんは今まで勝ち続けたし、これからも未来のバフェットさんが勝ち続けることができるのです。

認知バイアスがあるという前提で、効率的市場仮説による検討を続けることが必要なのかもしれません。

今さら聞けない ジャスダックとマザーズ

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図1:JPX上場会社数

東京証券取引所には新興市場としてジャスダックとマザーズがあります。


どうして2市場あるのでしょう。

--みょ おとなの事情だみょ

う~ん。上場企業数を図1に表示しています。この上場企業数を時系列に見れば理由がわかります。

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図2:JPX上場会社数の推移

--みょ ジャスダックは2013/7/16に急に数字が表れているみょ

うん。2013/7/16に東京証券取引所と大阪証券取引所が統合しました。ジャスダックはもともと大阪証券取引所の新興市場だったのです。統合で東京証券取引所の市場となったのです。

--みょ 取引所を統合したのなら市場も統合すればいいみょ

うん。実際に1部2部では大阪証券取引所から東京証券取引所に市場替えされています。ジャスダックとマザーズも統合できないわけではなかったとは思いますが、おとなの事情があったのかもしれません。


ただ、マザーズにはインキュベーション(孵化)機能があるようです。マザーズは東証一部へステップアップするための市場という位置づけです。

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図2:JPX マザーズ上場10年経過後の適応基準

マザーズの上場基準は東証1部2部の上場基準よりも緩めなのですが、マザーズ上場10年経過後に東証2部の上場基準に達していないと上場廃止になります。

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図3:JPX マザーズ上場10年経過後に適用される上場廃止基準


ジャスダックには「スタンダード」と「グロース」があります。

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図4:JPX 上場審査基準 形式要件(JASDAQ内国株(スタンダード・グロース))に加筆

--みょ 上場基準が違うみょ

うん。JASDAQグロースでは、極論すると利益が出ていなくても債務超過に陥っていなければ上場できます。

--みょ MOPも上場するみょ

いえ。他の上場基準がありますのでどんな会社でも上場できるわけではありません。特に「成長」ということに対して厳しいのかもしれません。


一口に東証の新興市場といっても、マザーズは東証一部へステップアップするための市場で、JASDAQグロースは成長が見込める企業で、JASDAQスタンダードはその他の新興企業という棲み分けなのかもしれません。

ところで、新興市場の本家ともいえるアメリカのNASDAQでは、大企業がごろごろしています。世界の時価総額ランキング上位のアップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、フェイスブックなどが上場されています。

日本の新興市場がどう展開するのかはまだわかりませんが、今のところはうまく棲み分けられているようです。

キノの旅も実現可能? AIバイク

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図1:ヤマハ発動機 自立走行可能なAI二輪車「MOTOROiD」など5モデルを展示 世界最大の見本市「CES2018」への出展について より抜粋

ヤマハがまたやらかしました。いやね。そもそもヤマハ<7951>は初音ミクのルーツです。今度はヤマハ発動機<7272>が自立走行可能なAI二輪車「MOTOROiD」を「CES2018」へ出展するとのことです。


CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー:Consumer Electronics Show)は毎年1月にラスベガスで開催される見本市です。

コンシューマエレクトロニクスってことですから、個人向けの電子製品の世界最大と言える見本市です。個人向け製品ですが、業者向けの展示会で、どの企業も力が入っています。

このCESにヤマハ発動機がAIバイクを出展するというのです。モーターショーじゃないところを見るとどうやら本気です。


AIバイクでは、現在BS11などでアニメ「キノの旅」が放映されています。このアニメで、キノの相棒として一緒に旅をするのがお話しするバイク(モトラド)エルメスです。いい味出しています。

 

今回ヤマハ発動機が出展するAIバイクは無口なようですが、持ち主が呼ぶと自走してやってくるというのです。

--みょ たまらんみょ

うん。愛いやつなのです。きっとすぐに話し始めると思います。AIスピーカーを搭載したり、スマホを搭載したりしてもてもおかしくはありません。

きっとすぐにエルメスもどきが搭載されると思います。


バイクって手を離すと倒れます。それが、倒れずに呼ぶと寄ってくるのです。たまりません。

AIはどこに向かうかまだ分かりませんが、こう言ったたまらん製品がどんどん出てくるのかもしれません。

平均の落とし穴?

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図1:厚生労働省 平成27年調査 第22回生命表 図2-1 死亡数の推移(男)

年末だからか、テレビで平均寿命の話をしていました。


平均寿命って聞くと、平均的な寿命なんだなぁと思ってしまいます。

--みょ 当然だみょ

うん。でも、平均って結構理解が難しいのです。例えば、厚生労働省の平成27年の調査によると、平均寿命は男性80.75歳、女性86.99歳となっています。

もきち♪は男で58歳なので、このままいくと平均的に22.75年生きるかというと、そうではないのです。

--みゅ もきち♪は不摂生だから早死にするみょ

いや。そうではなくて統計的にもそうはなりません。平均寿命というのは、生まれたばかりの赤ちゃんが平均的にどれぐらい生きるかという数字なのです。今生きている人がどこまで生きるかという話ではありません。


昔と違って医学の進歩で幼児の死亡率は減ってきています。とは言ってもゼロではありません。残念ながら幼くしてお亡くなりになる幼児もいます。

平均寿命はこの生まれてすぐにお亡くなりになる幼児も統計に入れています。つまり、今生きている人は今までお亡くなりにならなかった人で、今から平均的にどれぐらい生きるのかというのは平均寿命とは別物なのです。

--みょ 何だかわからないみょ

うん。男性の平均寿命が80.75歳だと言っても、今現在90歳の人はどうでしょう。もう平均寿命は過ぎています。80.75歳ではお亡くなりになりません。今90歳の人は、平均的にどれぐらい生きるのかというのは90歳以上の死亡年齢を調べればわかるはずです。

これが、90歳男性の平均余命です。


生まれたばかりの赤ちゃんが、死亡する年齢として平均寿命が多いわけでもありません。男性の平均寿命は80.75歳ですが、年齢別の死亡数を並べた図1を見ると、ピークは87歳ぐらいになっています。

つまり、平均寿命は80.75歳なのに、一番多くの人がお亡くなりになるのは87歳ぐらいだということです。

そして、若くしてお亡くなりになった人から順番に並べたときに、ちょうど真ん中に来る人がお亡くなりになる年齢(中心値)も80.75歳とは限りません。


貯蓄額の平均値を見て違和感を覚えることも多いかと思います。平均値というのは決して一般的な数字とは限らないのです。

突出した数字があれば平均値はどんどんずれていきます。

相場を分析していると、平均値とか確率とかを扱う機会が多くなります。計算が容易ですから便利なのです。

でも、あまり過信すると判断を誤ることになりかねません。このような数字を扱う時には、どんな意味を持っているのか見極めることが大切だと思います。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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