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日経平均が13日連続上昇って珍しんじゃね?

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図1:日経平均過去の連続上昇記録

今日で日経平均終値は13営業日連続上昇となりました。


13営業日連続ってのは珍しいんじゃないかと思って調べてみました。結構頑張った。

--みょ でもシンプルな表だみょ

うん。でも、1952年の日足終値って調べるのは結構大変です。努力賞ものです。

やっぱり13連騰と言うのは史上2番目に並んでいます。そして、連続上昇はまだ終わっていません。明日も上昇すると史上最長に並びます。


連続上昇の前営業日終値から、終了日終値までの上昇率を調べました。

今回の13連騰での上昇率は5.37%と、他の連続上昇と比べて小幅の上昇となっています。

バブル期の1988年や、高度経済成長期の1960年の8%台にはまだまだ届きません。


図1を見ると、1988年2月の13連騰から、2015年5月の12連騰までぽっかりと空いています。失われた20年と言われる期間は11連騰以上はありませんでした。

開始日で並べ替えてみます。

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図2:図1を開始日昇順で並べ替え


何しろ史上2番目の連続上昇です。そして、まだ終わっていません。

ただ、13日間の上昇率で考えたら、もっと上昇している時期はあるのです。

連騰が史上2番目で、上昇率がそれほど珍しいほどではないということは、まだ上昇余地があるとも考えられます。

どこまで伸びるのかわかりませんが、明日上昇すれば史上最高に並ぶのです。歴史的な上昇なのかもしれません。

今さら聞けない 行動経済学

   

前回の記事で、百万円の半分も、1万円札の値段もちょっと複雑だということがわかりました。


過去に主流だった経済学は、全ての情報はすぐに価格に反映されるという「合理的期待仮説」とか「効率市場仮説」を前提にしていました。

そこに参加している人間は、常に合理的な判断ができる「経済人(ホモ・エコノミクス:homo economicus)」で、常に「経済的合理性」に基づいて判断しているということです。

--みょ 大人はみんなそうだみょ もきち♪だけが愚か者だみょ

いえ。もきち♪以外でも、合理性だけでは説明がつかないことが起こる。そんなことは今までのえらい経済学者もわかっていたと思うのですが、学問として取り上げるには合理性というよりどころが必要なのです。


これは経済学に限ったことではありません。例えば「物理学」。

--にょ 物理は理論通り動くみょ 鉄球には心理学は働かないみょ ニュートンにアインシュタインだみょ

いえ。心理学的要因のことじゃなくて、単純にしないと学問としては扱いにくいのです。「なお、摩擦はないものとする」って言われたら摩擦力のない世界だし、「なお、質量はないものとする」って言ったらまったく質量がない物です。

単純化して理屈がわかってきたら、摩擦も質量も考慮して、工学に発展して無人ロケットが火星に到達できるのです。


経済学も、心理というややこしいものをひとまず置いといて、人は合理的判断をするという仮定で基礎を築いたと思います。

そして、今まで気が付かないふりをしていたけど、実際は違うよねってことで「行動経済学(behavioral economics)、心理学と経済学(psychology and economics)」が研究できるようになったのではないかと思います。

きっかけは心理学者だったようです。言われてみれば前回取り上げた「1ドル札オークション」ってのはいかにも心理学者が考えそうな実験です。


例えば、神戸製鋼<5406>が性能データの改ざんを発表したときに、株価に与えるインパクトというのは今までの経済学で計算できると思います。

でも、実際にいくらで寄り付いて、新しい材料がなかったときにどのような値動きをするのかということは、市場心理を予測しないと予想できません。

そして、市場心理はいろいろな要素に影響を受けます。それこそビッグデータです。

行動経済学とAIがどんどん進むと誰も損しなくなるのか、誰も勝てなくなるのかと言ったところなのかもしれません。

市場にAIしかいなくなったら心理学でも処理できなくて、また次の展開があるのかもしれません。

案外今のうちに人工知能のロジックを研究した方がいいのかもしれません。

1ドルはいくら? 1ドル札オークション

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図1:1万円札

前回の記事で百万円の半分というのがややこしいことがわかりました。


では、1万円札はいくらでしょう。

--みょ? 1万円札は国が保証しているみょ 1万円だみょ

うん。1万円札を持っていけば1万円分のお買い物ができます。銀行に預ければ預金額が1万円増えます。1万円札がほしければ銀行で1万円分の預金と引き換えに手に入ります。

でも。この1万円札が1万円以上の価値を持つことがあります。有名なオークションです。

--みょ それはいけないやつだみょ

いえ。犯罪に関するものではなくて、純粋に学術的な実験です。「1ドル札オークション実験」と呼ばれて、行動経済学では有名な実験のようです。


ハーバード大学で、数十人の投資のスペシャリストや経済専門家、金融のプロなどが参加して100ドル札のオークションが行われました。

--むに? 100ドル札?

うん。いろいろあるようです。でも、大切なのはルールです。

1.5ドルからスタートして5ドル単位で引き上げます
2.1番高値をつけた人が落札します
3.2番目の高値をつけた人は何ももらえないだけではなく、自分の最後の入札額全額を支払います



1番2番は普通ですが、3番がトラップです。

つまり、95ドル以下で落札すれば儲かりますが、その時に2番目の90ドルを付けた人は95ドルで落札されると丸損です。儲けはなくなってもいいから100ドルのコールを入れます。

そうなると、95ドルを付けた人は、95ドル丸損です。不条理だとはわかっていても、95ドルの損失を5ドルの損失に減らそうと105ドルで入札します。

もう止まりません。損をすることがわかっていても、200ドルでも300ドルでも降りられません。600回実施して1度も落札額が100ドルを下回らなかったとのことです。落札できても損をするのがわかっていても降りられないのです。

改めて問題です「1万円札はいくらでしょう」。

--みょ そんなオークションには参加しないみょ

うん。冷静に考えればそうなります。でも、500円で1万円札が手に入るかもしれません。これが、100万円だったらどうでしょう。300円スタートの10億円だったら?

--ぎゃ 1ドル札オークション嫌いだみょ


投資のスペシャリストや経済専門家、金融のプロなどがトラップに引っかかるというのです。一度入札したら抜けられなくなる危険なオークションなのです。

結局。5ドルで100ドル札が買えるかもしれないという甘い罠と、最後に競り負けたらそれまでの入札額が丸損だという2つのルールだけで、いい大人が大きな損失に向かうのです。

この実験が本当に行われて、本当にプロたちが何十人も参加して600回実施されたかどうかはわかりませんが、実施すればトラップだとわかっていても損失に向かうように思います。何しろ宝くじが毎回飛ぶように売れるわけですから。

100万円の半分はいくら? プロスペクト理論

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図1:百万円

百万円の半分っていくらでしょう。


--みょ 唐突だみょ 百万円の半分は50万円だみょ

うん。100万円÷2は50万円です。でも、半分と言ったときに本当にいつも2分の1と考えていいのでしょうか。

例えば、お金がもらえるとします。もらえるお金は以下のうちどちらかを選べます。

1.必ず50万円がもらえる
2.サイコロを振って、奇数なら100万円もらえて、偶数なら一銭ももらえない いかさまは全くできない


--うに まったくもらえないのは嫌だから1で50万円もらうみょ 焼肉いくみょ

期待値はどちらも50万円で一緒です。百万円の2分の1です。


では、1でもらえるのが50万円ではなくて、45万円だとどうでしょう。

--みゅぅ んでも焼肉いけなくなるのは困るから45万円で我慢するみょ

期待値は1が45万円で、2が50万円ですので2のほうが有利なのです。でも、確実にもらえる45万円を選ぶ人は少なくありません。

では、40万円ならどうでしょう。

--うにぃ 40万円だと大分損するみょ んでも焼肉行きたいみょ 迷うみょ


迷うというのは、この条件に限って言えば、2分の1の確率でもらえる百万円と、必ずもらえる40万円とが同じような価値に見えるということです。期待値では8割の価値しかないのにです。

改めて問題です「百万円の半分はいくらでしょう」。

--むに だんだんわからなくなってきたみょ

うん。仮に百万円だと冷静に期待値通りの判断できたとして、10億円だとどうでしょう。100億円なら?逆に1,000円だったら?100円なら?判断が変わってくるかもしれません。

人の感じる価値というのは数字よりもちょっとだけ複雑なのです。


これらを学術的に研究したのが「プロスペクト理論」です。

プロスペクト理論では、上の例も、もらえるのではなくて借金がある場合に借金を免除するケースだと結果が逆なると言われています。


投資で考えると、利食いが早くて損切りが遅くなるというのが「プロスペクト理論」で説明できてしまいます。

評価益が出ると、この先上昇して利益が上乗せされる期待よりも、下落してせっかくの評価益が逆に評価損になってしまう恐れの方が大きくなる場合があるのです。

評価損の場合はこの先下落して評価損が膨らむ恐れよりも、上昇して評価損が評価益に変わる期待の方が大きくなる傾向があるのです。

人の経済行動は数字通りではありません。これらの経済と心理学を分析するのが「行動経済学」で今年のノーベル経済学賞だったりするようです。

もう少し勉強してみようと思っています。行動経済学。

今さら聞けない ブラックフライデーとサイバーマンデー

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図1:Gooleカレンダー

アメリカでは11月に「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」と呼ばれるイベントがあります。


--みょ? ブラックマンデーってのは聞いたことがあるみょ

うん。それは1987年にニューヨーク証券取引所から世界に広がった株価大暴落です。歴史的な世界恐慌の引き金になった日です。

ブラックフライデーとサイバーマンデーはそんな物騒な話ではなくて、クリスマス商戦の始まりで、アメリカ中の小売業が確変状態に入ることです。


11月の第4木曜日は「感謝祭(Thanksgiving Day)」です。実店舗では、翌日の金曜日から感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セールが一斉に始まります。公式の祝日ではありませんが、休日にする場合が多く、多くの買い物客が店に行きます。

アメリカ人にとって感謝祭よりもクリスマスのほうが重要です。売れ残り一掃セールでクリスマスプレゼントを購入する人も出てきます。買う気満々のお客様がお店に来るのですからこのチャンスを逃す手はありません。クリスマスセールの始まりです。

ということから、すべての小売店で黒字になるということで「ブラックフライデー」と呼ばれています。


ブラックフライデーは金曜日ですから、土日は確変のままです。でも、月曜日にはウィークデーが始まります。会社や学校に行かなければいけません。

でも、確変から一気に通常には戻れません。今の世の中にはAmazonという心強い味方(敵?)があります。買いそびれたものはポチればいいのです。実店舗の確変がネット通販で時短状態が続きます。

ということで、感謝祭休暇明けの月曜日はネット通販が確変になるということで「サイバーマンデー」と呼ばれています。


アメリカでは、年間売上高の約20%がクリスマス商戦での売り上げだと言われています。感謝祭からクリスマスは約1ヶ月です。1ヶ月で年間売上高の20%を売り上げるのですから、やっぱり確変状態です。

もしもこの時期に消費が鈍るようなことがあると大ダメージです。この時期のアメリカの消費動向には注目しておく必要がありそうです。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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