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信用売り残が多い銘柄

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図1:日証金公表の融資・貸株残高一覧表を差引残高昇順に並べ替え

信用取引ってのがあります。特に、信用売りってのは、借りてきた株をうっぱらうってことです。


--みょ 唐突だみょ

うん。信用取引ってのは現物取引とはいくつか違いがあります。

--みょ 違い?

うん。信用買いではお金を借りて株を購入しますので、借りたお金の金利を払います。土日祝日などで取引所が休場の日も含めて日数で計算されます。

これに対して信用売りでは、株を借りて、その借りた株を売るのです。借り物を売ってしまいます。

--みょ 怒られるみょ

いえ。そういったお約束ですから怒られません。でも、借りたものは返さないといけません。

証券会社で借りた株(一般信用)は証券会社のお約束で返却します。

証券取引所のお約束に従って「日本証券金融(日証金)」などの証券金融会社から借りる場合(制度信用)は6カ月以内に返却する必要があります。


信用残はいつか償還することが必要ですから、信用残は反対売買予備軍です。

信用買いの償還方法としては、現金を返却する(現引き)か、返済の売りで清算します。信用売りの償還は返済の買いで清算するか、現物株式を持っている場合は現物を返却(現渡し)します。

現引き現渡しを別にすると、取引としては信用残の反対売買での償還となります。つまり、信用残は反対売買の予備軍なのです。


信用買い残と信用売り残が拮抗していれば近い将来の売り圧力と買い圧力も拮抗するということです。でも、これがどちらかに偏っていると、その反対取引の圧力が強いということになります。

とはいっても、例えば信用売り残がたくさん残っている場合には市場参加者がその銘柄はこの先下落するとみているという解釈ができます。

売っている人は、この先下落するだろうから下落したところで買い戻して償還しようとしているということです。下がると思っているけど下がったところで買うつもりなのです。


日証金が扱っている信用取引の残高は「日本証券金融」の「品貸料率/融資・貸株残高」のページでダウンロードできます。

毎日場が引けてから各銘柄の日別データと、市場全体の過去の推移データが公開されています。

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出所:日証金 品貸料率/融資・貸株残高

図1はこのページからダウンロードした日証金公表の融資・貸株残高一覧表を差引残高昇順に並べ替えたものです。

昇順ですので、上から順に信用売り残が多い銘柄ということになります。信用買い残が多い順に並べるには降順にするだけです。

株価一覧と合体すれば金額ベースで調べることも可能です。


信用売り残が多いからと言って、市場の目論見通り下落するとは限りません。もしも上昇した場合には踏みあげられた売り方が我慢できなくなって返済買いで上昇することも考えられます。

同様に信用買いが膨らんでいる銘柄が下がったりするとロスカットが膨らんで急激に下落することになる可能性もあります。

とはいっても、市場参加者の見方と反対売買予備軍の数が見えるわけですから、仕掛ける前には参考にすると少し幸せになれるのかもしれません。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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