06
   

ちょっと目立つ? モバイラー憧れの画版スタイルケース



モバイル環境で、結構困るのが机の確保だったりします。いや。椅子でもいいのですが、モバイルPCを開いてキーボードを打つ場所がほしいのです。


例えば、大きな展示会などで、ちょっとした文章を打ち込みたいと思っても、使える机はありません。椅子だって難しい。

--みょ ソフトキーボードやタッチペンで入力するんだみょ

うん。そうなのですが、ちょっと長めの文章だと、やっぱりキーボードが欲しくなります。

そんな時に、駅弁売りや画版スタイルの「持ち歩けるキーボード固定台」があると便利なのです。

きっとモバイラー憧れのスタイルだと思います。


ということで、買っちゃいました、「ELECOM ソフトレザータブレットケース 画板タイプ 」。どうやら大人の事情があるようで、このサイズだけお安くなっていました。734円です。

届きました。

キャプチャ2
図1:外観図

中身は全部開けるとこんな感じです。

キャプチャ3
図2:ケースの開き


こういった汎用のケースでは、自分のガジェットに合わせて工夫する必要があります。専用ケースならともかく、汎用ケースはそのままでは使えないのです。

特に今回は大人の事情でサイズが11.6~12.5インチに決められています。もきち♪が固定したいのは10.1インチです。さらに、このケースはタブレット本体を固定するためのものですが、もきち♪が固定したいのは2in1タイプのキーボード部分です。

試しにそのまま試してみましたが、やっぱり駄目でした。固定用のゴムが届きません。

--みょ 固定できないなら使えないみょ 無駄だったみょ

いえいえ。想定内です。汎用品はあくまでも「素材」です。ここからが腕の見せ所です。

はじめは、何か板状のものを挟んで、それで固定しようと試してみました。ちょうど、透明のケースに入って送られてきましたので、チョキチョキと加工してみましたが、何だかうまくいきません。

そこで、ケースにキーボードを合わせていろいろ考えていたら気が付きました。縦の短辺方向のサイズはぴったりです。問題は横の長辺方向です。それも、固定ゴムを少し内側に引っ張れば固定できます。

ということで、荷造り用のビニールロープでゴムを内側に引っ張ってみました。

キャプチャ4
図3:荷造り用ビニールロープで内側に

キーボードを固定してみました。

キャプチャ
図4:キーボードを固定したところ

ばっちり固定できます。

--みょ いかにもって感じでみっともないみょ

うん。見かけは悪いけど、ばっちりです。2in1だと本体が落っこちることも考えられますので、本体は別途ネックストラップで固定します。閉じた状態で持ち運ぶのも可能です。素敵です。

キャプチャ5
図5:閉じた状態

見かけは別にして、固定用ゴムを少しだけ内側に引っ張ることで憧れの駅弁売り画版スタイルが実現できました。


別に歩きながらキー入力しようというのではありません。あくまでも、周りに使える机や椅子が無いときに立ったままキー入力したいのです。

しばらく部屋の中で使ってみました。わかったのが「体に優しくない」ということです。思ったよりも背筋を酷使するのです。すぐに背中が痛くなる。長時間の使用には向いていない。駅弁売りの売り子さんはきっと只者ではありません。

7月22日に「名証IR EXPO2017」に行く予定をしています。まさに駅弁売り画版スタイルデビューにもってこいの場ですが、どうするか決めかねています。

--みょ ちょっと目立つみょ 注目されるみょ

うん。それは別に気にしないのですが、問題は背筋です。今から鍛えてもちょっと間に合いそうもないのです。ということで、顛末は後日ということで。


2017.07.01 追記:装着画像です。

キャプチャ

制限値幅の撤廃 7312 タカタ

キャプチャ
図1:日本取引所グループ マーケットニュース 2017/06/27 タカタ(株) 株式に係る呼値の制限値幅の撤廃について


東京証券取引所が、昨日の取引で<7312>タカタの制限値幅を撤廃しました。昨日の取引で約定価格が決定しましたので、本日2017年6月29日からは通常の制限値幅が適用されています。


制限値幅とは株価の異常な暴騰・暴落を防ぐために、1日の上下の幅を制限するものです。

前営業日の終値によって、上下の値幅が決められています。制限値幅の上限まで上昇するとストップ高、下限まで下落するとストップ安となって、そのまま板寄せできずに大引けとなった場合には、売り注文と買い注文の比例配分する「ストップ配分」となります。

とは言っても、ストップ高は売り注文に対して買い注文が多くて、ストップ安はその逆ですから、ストップ高では買い注文が、ストップ安では売り注文が一部しか約定しないということになります。

<7312>タカタでは、6月27日がストップ安のまま引けて、ストップ配分価格が110円でした。翌28日には、本来値幅制限±50円となる60円から160円の値幅に制限されるはずでしたが、この下限の値幅制限を撤廃したということです。

値幅制限が撤廃されたことで、昨日6月28日は始値35円、高値49円、安値33円、終値35円となりました。どれも本来の下限を下回っています。昨日約定したことで、本日は終値35円の±30円となる下限5円から上限65円の値幅制限となっています。


今回のように、制限値幅が撤廃される場合が規定されています。

今回適用されたのは、呼値の制限値幅に関する規則第2条第2項第3号の規定とのことですので、調べてみました。

上場廃止の基準に該当し整理銘柄に指定された銘柄のうち,本所がその都度指定した銘柄に係る指定後最初の約定値段の決定日までにおける当該銘柄

引用:呼値の制限値幅に関する規則第2条第2項第3号

--みょ 上場廃止で整理銘柄に指定された銘柄のうち選ばれた銘柄だみょ

うん。<7312>タカタは2017年06月26日に民事再生手続開始の申立てを行って受理されましたので、上場廃止が決まって、管理銘柄に指定されています。

キャプチャ
図2:日本取引所グループ マーケットニュース 2017/06/26 上場廃止等の決定:タカタ(株)

つまり、民事再生手続開始→上場廃止の決定→管理銘柄に指定→制限値幅の撤廃という流れです。

ただし、今回の制限値幅撤廃でも、上限価格の160円はそのまま制限されています。


今回の、<7312>タカタでは6月15日までは逃げ場があったように見えます。

今となっては、2017年7月27日の上場廃止が決まっていますので、上場廃止までマーケットのおとなたちのおもちゃとなっているようです。

PBRから見る今の日本株

キャプチャ
図1:東証1部全銘柄のPBR一覧

日経平均株価が、7営業日連続で2万円台を維持しています。でも、この間の高値は20,318.11円と、狭いレンジでの推移が続いています。


狭いレンジでの推移が続くと、この価格帯での取引がこなされて、大きく動く場合が少なくありません。

問題は上か下か。今の水準が割高なのか割安なのがといことが気になります。

ということで、今(2017年6月27日終値)の水準をPBR(株価純資産倍率:Price Book-Value Ratio)で検証してみます。

尚、あくまでもひよこ投資家™であるもきち♪が個人的に計算しています。細かい数字は計算の基準とする決算値によって異なってきます。ご了承ください。

計算の基礎としたデータは、各企業の直近の通期データを利用しています。


東証1部全体では、前期基準のPBR(株価純資産倍率)は1.32倍となっています。

PBRは、純資産の何倍まで買われているかという指標でした。このPBRが1.32倍なのですから、東証1部に上場している銘柄が保有している資産に対して東証1部全体の時価総額が1.32倍ということです。

東証1部全体の時価総額が約600兆円ですので、東証1部上場銘柄の純資産合計が約450兆円ということです。

企業は投資家からお金を集めて、設備などに投資して利益を上げます。利益が上がらない資金は投資家に返したほうがいいのです。ということで、PBRが1倍を上回っているのが正常です。

世界各国の市場全体のPBRを見てみると、5月末時点では、アメリカ:3.2倍、ドイツ:1.9倍、英国:1.9倍、先進国全体:2.3倍となっています。

PBRは低いほうが割安となりますので、東証1部全体のPBR1.32倍というのは、世界的にみると割安だと言えます。


東証1部全体では割安だといえますが、個別銘柄ではどうでしょう。

東証1部上場銘柄で、PBR1倍を切っている銘柄数を調べると、約41%(822社/2015社)となりました。

PBRが1倍を切るということは、例えば、性能を十分に引き出せるように設置して、調整や段取りや生産に精通した従業員が扱っている生産設備を、簿価よりも安いお金で買えるのです。異常事態です。

--みょ でも中古だみょ

うん。生産設備は毎年減価償却していますので、新品は簿価よりもずっと高価です。そして、ちゃんと生産するためにはもっとたくさんの投資が必要になります。簿価では生産できません。

東証1部に限っても、まだまだ異常に割安状態で放置されている銘柄が、約41%あるということです。


日本株のPBRは低い状態が続いています。

もちろん。PBRだけで割安だと判断するのは危険ですが、少なくとも、今の日本株の水準が決して割高ではないと言ってもいいのかと思っています。

だからと言って今買えるかというのは別問題なのですが。

藤井聡太四段29連勝、歴代単独トップ

キャプチャ
図1:日本将棋連盟主催棋戦一覧より作成

昨日はWBSなどのマーケット寄りのニュースでは、トップニュースで「7312 タカタ 民事再生手続開始」を伝えていました。でも、一般のニュースでは、将棋の「藤井聡太四段の歴代単独トップとなる29連勝」がトップニュースでした。


藤井聡太四段は14歳の中学生です。それが、並み居るプロを連続で破っています。まだ、公式戦では無敗です。

--みょ でも新人だから若手と対戦しているみょ

うん。確かに、若手と対戦しますが、藤井聡太四段はプロになったばかりですので「全員格上」です。そして、勝ち続けると、トッププロとの対戦が増えてきます。

昨日の対戦は「竜王戦」の挑戦者を決定する「決勝トーナメント」でした。若手同士の対局とはなりましたが、決して新人だからの対戦ではないのです。すごいことです。

将棋界は大フィーバーです。将棋界のえらいさんは「羽生フィーバー以来の藤井フィーバー」と言っています。「はにゅう」ではありません「はぶ」です。念のため。

急遽作成した扇子はすぐに売れ切れるし、ニュース番組では棋士が呼ばれて解説して、街の将棋教室は子供であふれかえって、将棋関連グッズは何でも売れています。


ということで、関連銘柄を探ってみたのですが、将棋盤や駒はきっと職人さんの世界だろうし、街の将棋教室も上場していません。

ということで、プロの公式戦の主催や協賛になっている団体を調べてみたのが、図1です。

多くの大会では新聞社が主催していますので、実際に上場している企業は「8601 大和証券グループ」、「dwango(9468 カドカワ)」、「2914 JT」、「9831 YAMADA(ヤマダ電機)」の4銘柄でした。


4銘柄の動きを見ると、「2914 JT」が藤井フィーバーの影響で上昇しているのかもしれません。

キャプチャ
図2:2814 JT 日足2カ月チャート


他にも、将棋ソフトを発売している銘柄とか、公式戦を中継しているメディアなども考えられます。

でも。まあ。とりあえず2914 JTは上昇しているということでした。

7312 タカタ 民事再生手続開始の申立て

キャプチャ
図1:7312 タカタ 民事再生手続開始の申立て等に関するお知らせ

<7312> タカタ が民事再生手続開始の申立てを行い、受理されて、民事再生手続きが開始されました。


上記会社発表資料に記載されている負債は、平成 29 年 3 月 31 日現在で合計3,812億円となります(1ドル111.3円として計算)。

キャプチャ
図2:負債総額(平成 29 年 3 月 31 日現在)

ただし、その後も損害補償や賠償金額は膨らんでいて、本日の民事再生手続きを告げる朝日新聞デジタルのニュースによると、実質的な負債総額は1兆円を超えるとのことです。

朝日新聞デジタル 2017年6月26日08時33分 「タカタ、民事再生の申請決定 負債1兆円超、中国系支援


民事再生手続きに入ったとなると、債務超過となっているのか気になります。

債務超過に陥っていなければ今の株主を無下にはできませんが、債務超過なら株主の資産はマイナスということですので、100%減資となって、今の株主には「サ・ヨ・ウ・ナ・ラ」という流れになりそうです。

ということで、平成29年3月期の本決算短信によると、株主資本合計は593億円となっています。この時点での負債総額が3,812億円で、今は1兆円を超えるとなると、この時点から約6200億円負債が増えているわけですから、株主資本では全然足りません。

債務超過です。


水面下で動いたようで、すでに支援企業も決まっているとのことです。でも、4日前の6月22日には、民事再生手続きに対するニュースを否定しています。

本日、当社に関して、23日か26日に民事再生法の適用を申請するとの朝日新聞の報道がございましたが、現時点において当社として何ら決定した事実はございません。

引用:本日の一部報道について

--みょ ずるいみょ

うん。決定したのはあくまでも今朝なのです。今後も大人は水面下で調整しながら表向きは否定するって手口を繰り返しそうです。

エアバッグやチャイルドシートで高いシェアを誇るしっかりとした会社が、一つの製品の不具合でここまで大変なことになるというのはいろいろと考えさせられた事例だと思っています。

Kabu Berry 45に参加しました

キャプチャ
図1:ドル換算日経平均株価 日足6か月チャート

昨日(2017年6月24日)Kabu Berry 45に参加しました。


Kabu Berryは、もともと「名古屋株式投資勉強会」という名称で、株式投資の勉強会でした。もきち♪は2009年1月に個別銘柄投資を始めて、すぐの2009年3月から参加しています。

参加条件は、株式投資に興味がある20歳以上ということだけ。勧誘目的でなければだれでも参加できます。

まだ株取引をしたことがない初心者から何億という資産を築いた敏腕トレーダーまで、20歳の学生から60代のベテランまで参加しています。女性も多数参加しています。

毎回100人前後が参加しますので、テーブルごとに分かれてお話しします。時間を区切って、投資頻度別、手法別、期間別で緩めに話をします。

初心者が億トレーダーと和気あいあいと話をする。そんなまったりとした会です。

参加費も実費を人数割して千円ぐらいです。今回は特別にお安くて700円でした。その後2次会3次会も実費です。


日経平均株価は年初来高値の水準にあります。でも、ダウは史上最高値を更新し続けています。

日本株はアメリカ株に大きく影響されます。ダウが史上最高値を更新し続けるのなら日本株もまだ上昇しそうにも見えます。

では、ここで買えるかというとどうにも買いにくい。日経平均株価は2万円を超えたところで足踏みしています。

3つのテーブルで話しましたが、どのテーブルでもここからどう考えるのかという話題になっていました。

2万円を超えたあたりで利益確定売りをこなしているようにも見えます。

でも、日本市場では、売買代金の6割以上が外国投資家の資金です。だとしたら、日本株もドル建てでみる必要があると思います。


ということで、日経平均株価をドル建てで表示したのが図1です。

とは言っても、ドル・円と日経平均の日中変動を調べて、ドル建ての高値安値を調べるのはちょっとしんどいので、日経平均株価の4本値をドル・円相場の終値を使ってドル建てとしています。

--みょ 円建てよりも上昇しているみょ

うん。そうなのです。円建てとは少し景色が異なります。ずっと前から年初来高値を更新し続けているのです。

念のために円建ての日経平均株価終値を追加してみます。

キャプチャ
図2:図1に円建て日経平均終値(右軸)を追加

円建てでも上昇していますが、ドル建ての上昇のほうが長期にわたっています。今さら高値を更新しているわけではないのです。


何しろ日本市場では海外投資家の資金が6割以上を占めているわけですから、円建てだけで見ていると実体がうまくつかめないかもしれません。

ということで、もっとドル建てチャートに注目すると何か見えてくるのかもしれません。

ドル・円相場と日経平均

キャプチャ
図1:ドル・円と日経平均日足1年相関

ドル・円相場が円安・ドル高になれば日経平均株価は上昇します。


とは言っても、ほかにも変動要因がありますので、ドル・円だけで日経平均株価が決まるわけではありません。

他の要因が大きい場合には、ドル・円相場が動いていないのに日経平均株価が大きく動いたり、逆にドル・円相場が動いても日経平均株価があまり動かなかったりという場合も少なくありません。

そして、今は素直にドル・円の動きに連動して日経平均株価が変動していると思います。


ということで、ドル・円と日経平均の相関を調べたのが図1です。横軸にドル・円を、縦軸に日経平均株価を取って、日足終値で散布図を作成して、最小二乗法で線形近似式を求めています。

--みょ 何だかややこしいみょ

うん。要するに、毎日のドル・円相場と日経平均株価の終値を「点」で表示して、右のほうが円安で、上のほうが株高で、平均的な線を引いてみたってことです。

--うにゃ どう見るの?

うん。相関が強いと、近似線の傾きが急で、全体的に細い帯になります。

とは言っても単独ではあまり説得力がないので、以前調べたデータを同じスケールでプロットしてみます。

キャプチャ
図2:ドル・円と日経平均日足2016/4/15 -2016/11/14相関

--みょ 近似線は水平に近くて散らばってるみょ

うん。今はこの時期に比べて相関が強いと言えます。


昨日(2017年6月23日)の日経平均終値は、20132.67円となっています。この終値から図1の近似式でドル・円価格を逆算すると、1ドル 117.18円となります。

ドル・円の終値が1ドル 111.26円ですので、今の日経平均はドル・円水準よりも上にあると言えます。

今の日経平均がドル・円に換算すると117.18円に相当するということを踏まえて、今後日経平均株価が今よりも上の水準に上昇するために必要なドル・円水準を考えてみます。

まず、近似式に1ドル120円を代入すると、日経平均株価は20790.70円となります。

直近高値が20318.11円となっていて、20500円から20800円水準に少し抵抗がありそうですので、ちょうどこの抵抗ラインと言えます。

ただ、今のドル・円が111.26円で日経平均が20132.67円ですので、3円程度の円安・ドル高で20800円の水準を達成できるのかもしれません。

となると、今の勢いなら1ドル115円程度で20800円に到達しそうです。


円安・ドル高に動けば日経平均株価が上昇するというのはなんとなくわかっていても、その時々で感度は異なります。

今の感度と相関がどうなっているのかを少し気にするとちょっとだけ幸せになれるのかもしれません。

今さら聞けない ゴールデンサイクル

キャプチャ
図1:日経モーニングプラスで嶋中雄二さんが紹介した図

今朝(2017年6月23日)の日経モーニングプラスで、ゲストの三菱UFJモルガン・スタンレー証券参与 嶋中雄二さんがゴールデンサークルを紹介していました。


景気って良くなったり悪くなったりします。波があります。波があれば周期があるだろうってんで、周期的に景気が循環していると考えるのが「景気循環論」です。

景気循環論では、短期から長期にかけて4つの循環が知られています。

◆チキン循環
企業の在庫変動に関連しているといわれている約40か月の短期のサイクルです。

◆ジュグラー循環
中期波動と呼ばれる約10年の中期循環です。

◆クズネッツ循環
建設需要に起因するサイクルと考えられている、約20年のサイクルです。

◆コンドラチェフ循環
長期波動とも呼ばれる約50年の循環です。


そこで、嶋中さんです。この4つの循環が、全部上昇しているときはえらいことになるんじゃないかと考えたのです。

この4つの循環がすべて上昇している時を「ゴールデンサイクル」と呼んでいます。

そして、そのゴールデンサイクルが、いざなぎ景気以来約46年ぶりに発生しているというのです。それも日米同時に。さらに、今後10年間であと2回発生するというのです。確変に入ったのかもしれません。

--みょ 46年ぶりが10年で合わせて3回?

うん。コンドラチェフ循環は約50年周期です。ということは、1度下落に入ると約25年は上昇しません。その間は、ゴールデンサイクルは発生しません。上昇している間は確変状態なのです。


景気循環を周期の違いで分類する手法は今ではあまりはやらないようです。

また、日本では内閣府が景気動向指数を公表して、「景気拡張期」と「景気後退期」を判別しているようです。

日本のGDPは11年ぶりの5四半期連続上昇だそうです。何だか信じられません。

ゴールデンサイクルというのも実感がないまま終わるのかもしれません。でも、いざなぎ景気以来約46年ぶりです。お祭り騒ぎもあるのかもしれません。

投資詐欺は名前を変えても投資詐欺 HYIPって言われても

c1e4854b9dd134f744d3f867f9c04bf4_s.jpg
図1:トラップのイメージ図

詐欺師ってのはいなくなりません。投資の世界でも一緒です。


投資詐欺にもいろいろあります。ありもしない未公開株を売ったり、愚にもつかない情報を高額で販売したり、マルチ商法だったりとか手を変え品を変えいたいけな一般市民からお金をだまし取ろうとしてきます。

昔からある投資詐欺に、うまい話で資金だけ集めて何もせずに、お金が溜ったらとんずらするって手口があります。

確実にもうかります。年利●%で何年運用した実績がります。ってんで出資を募ります。すさまじい経済成長を遂げている国に投資しますってんで、実際に現地に飛んで口座を作らせるって話まであります。

出資者には儲かっていると言って、数字だけ増えているリストを見せて、もっと出資すればもっと儲かりますって出資させます。

数字は増えていきますが、出資者がお金を引き出そうとすると、あの手この手で逃げて、儲かっている「ことになっている」のに資金を引き出せないのです。


よく考えればわかるのです。何しろこの低金利時代に、確実に高金利が得られる投資案件があれば、一般に出資を募る必要がありません。

--みょ でも、選ばれた人だって言ってくるみょ

うん。一般の中から選ばれた「だましやすい」人なのです。

詐欺師だって暇じゃありません。Web広告には費用が掛かりますし、電話をすれば人件費に電話代です。時間を取られればそれだけ費用も掛かります。無駄撃ちはしたくないのです。

詐欺師はいろいろなリストを持っていて、その中からだましやすい人間を選んでいるのです。

確実にもうかるのなら自分でやるし、資金が足りなければ借りればいいのです。

でも、詐欺師はそういうわけにはいきません。自分でやれば損するし、借りたお金は返さなければいけません。


ということで、今の流行は「HYIP(ハイプ:高利回り投資プログラム:High Yield Investment Program)」です。

--うにゃ? シューリンガン?

いえ。寿限無はパイポです。何だかハイカラな名前ですが中身は古くからある投資詐欺です。

--みょ ニュースでもやっているみょ

うん。HYIP被害の相談件数が急増しているようです。

うたい文句は「日利3%」とかって笑ってしまうようなものです。でも、これだけじゃいくら何でも一般市民から資金を集められません。仮に資金が集まっても、すぐに当局に口座凍結などの手が打たれます。

そこで、「仮想通貨」です。ビットコインは急成長しています。ビットコイン投資すれば儲かるかもしれません。

ということで、入金はビットコインです。一般市民に「ビットコインってすごいです」って言えば、確かにニュースでやっていると思ってしまいます。

そこで、「ビットコイン投資しましょう」と言って、ビットコインウォレットを作るところから、購入して入金するところまでサポートします。

--みょ ビットコイン「に」投資するつもりが、ビットコイン「で」投資しているみょ

うん。そうなのです。ビットコイン投資させているのです。


ところで、これは詐欺として立件できるのでしょうか? 騙し取られたのはネットワーク上に記録された「仮想通貨」です。

HYIPでは、Web上ですべてが済んでしまいます。契約書を交わしているわけではないのです。ビットコインで送金するときには無くても、苦情が増えれば「ビットコインがゼロになることもあるみょ」って目立つように記載することだってできます。

そして、そもそも誰を訴えるのでしょう。立件するには被告の人格が必要です。個人だったり、企業などの法人だったりです。

HYIPのサイトに個人や法人が特定できるような情報が正確に記載されているのでしょうか。もきち♪がもし詐欺を働くのなら絶対に載せません。

2017年4月に仮想通貨にも決済機能が認められました。でも、ウォレットを作るのにマイナンバーが必要ですってのは聞いたことがありません。偽名で銀行口座を開設するよりも、ウォレットを作成するほうがきっと簡単です。

何だか立件が難しそうです。


そもそも確実に高利回りが約束された投資案件は広く資金を集める必要がないのです。

HYIPを勧めているサイトを見ると、「いつかは必ず飛ぶけどそれまでに儲けよう」ってなスタンスです。

つまり、詐欺だとわかっていて、一緒に他の人間から金を巻き上げようと言っているだけのように聞こえます。共犯ですね。

何だかこういった内容になると、だんだん腹が立ってきて、どんどん長くなってしまうもきち♪君でした。

ビットコインの適正価格って?

814df6d26dcc002946c171d2fa43fb73_s.jpg
図1:マシンルームイメージ

ビットコインって実体がありません。ですから、需給関係だけで価格が決まっているように思ってしまいます。


例えば「株式」なら、利益の何倍まで買われているかを示すPERや、純資産の何倍まで買われているかを示すPBRで、適正価格が想定できて、割高なのか割安なのか判断できます。

為替なら、同じ水準の生活をするための費用を比べるという購買力平価や、金利差、国際収支などでやっぱり適正価格を想定することができます。

金や原油などのコモディティは、採掘して取引できる状態にするまでのコストによって適正価格が想定できます。例えば原油価格が上昇すればアメリカでシェールガス採掘リグをどんどん稼働させてどんどん採掘します。原油価格が下がってコスト割れするようになると新たにリグを稼働させようとはしません。


ビットコインでも、コモディティと同じ考え方ができます。ビットコインは、10分ごとに取引(トランザクション)を一つにまとめたブロックチェーンを更新する作業が発生します。

この作業を「最初に」完了した人に新たなビットコインが与えられます(採掘:マイニング)。頑張った人にはご褒美が与えられるのです。

この採掘も、最初のころは使っていない古いパソコンなどで片手間に行っていたようですが、何しろ急成長しているビットコインです。

だんだん高速なコンピュータが使われるようになって、そのうち汎用のコンピュータではらちが明かなくなって、専用のASIC(特定用途向け集積回路:application specific integrated circuit)が開発されてきました。ASICはマイニング作業が得意ですが、CPUと違って、マイニング作業しかできません。専用のチップなのです。

今では、ビットコインマイニング専用のビルを建てて、中では無数のASICを並列で処理させています。もちろん冷却も専用の水冷システムを導入してばっちりです。耐震や停電対策もきっとばっちりです。電気代も途方もない額です。

もはや個人が貯金でどうにかなるレベルを超えています。


ビットコインのマイニング報酬は210,000ブロックごとに半減することが決められています。現在は、2016年7月9日に半減された12.5BTCとなります。

10分ごとに12.5BTCの報酬しか得られません。世界で。

つまり、すべての採掘を成功させたとしても、10分で12.5BTCしか得られません。つまり、専用のビルを建てて、電気を湯水のように使いまくってライバルすべてに勝っても時給は75BTCなのです。

そして、恐ろしいことに、コンピュータの世界はどんどん進歩します。次のASICは今よりも早くて小型で省電力で発熱が少なくなっててなもんです。

投資金額を回収して利益が出るためにはビットコイン価格が上昇しないと困るのです。


もしも投資金額がこのままうなぎのぼりで、ビットコイン価格がそれに見合うだけ上昇しなかったら、少なくとも更なる設備投資や新規参入は危険です。

そうなると、今トップレベルの採掘者(マイナー)がランニングコストだけでトップレベルを維持できることになります。何しろ全体で時給75BTCはしばらく変わらないのです。

これが原油だったら、シェールガスのリグ稼働数は減少して全体の生産量が減少します。原油の消費は続きますので需給バランスが変化して価格の上昇につながります。

でも、ビットコインは別です。10分ごとに12.5BTCは必ず増加するのです。更なる設備投資や新規参入がなければ、ランニングコストだけでマイナー全員で時給75BTCを分け合うことになります。

もちろんランニングコストもばかにはなりませんが、新たなマイニング専用ビルを建てて中にこれでもかってほどASICを詰め込むことを考えたら安いものです。


ビットコイン価格がどんどん上昇したら、設備投資してもマイニングしたほうがお得なのかもしれません。

でも、上昇が止まったら、どんどん高額になる新規設備投資よりも、ビットコイン取引所で買ったほうが安いってことになりかねません。

どんどん下がると、ランニングコストも十分にかけられないかもしれません。もしも、現有設備の電気代なのどのランニングコストがマイニング報酬に合わなくなってきたら、どうなるのか考えるだけで恐ろしくなります。

何しろ、ブロックチェーンの計算はどんどん複雑になります。そして、10分ごとに複数のマイナーが更新をかけないと成り立たない仕組みなのです。

個人的には、今はちょっと過熱気味かと思っています。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


キャプチャ
もきち♪への直通メール

スピンオフサイト

ブログ内リンク

全ての記事を表示する
データをダウンロードできるサイト一覧

ブログ内検索

過去の記事

全ての記事一覧

カテゴリ

最新記事

ランキング




経済ニュース













使っている証券会社

スポンサーリンク

おすすめ



カンファレンスバナー

アフィリエイトフレンズ

クラウドソーシング「ランサーズ」

広告