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トヨタ自動車の新型株「AA型種類株式」はNISAで買えない!!

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出典:トヨタ自動車ニュースリリース

トヨタ自動車の株主総会で、新型の種類株式が発行されることが可決されて話題になっています。ポイントを3つにまとめると。

1.非上場で概ね5年間は売買できないけど議決権もあり、5年後に普通株式への転換か発行価格での買取を請求できる
2.発行価格は時価の120%以上
3.配当は0.5%から毎年0.5%ずつ増加して5年後には2.5%


最初に「5年間は売買できないけど5年後に普通株式にするか買値で買い取ってもらえるか選べる」って聞いたときには、NISAで何を買っていいかわからない個人に向けた株式かと思ったのですが、違いました。この株式は非上場なのです。NISAでは非上場の株式は対象になりませんので、NISAの対象外なのです。

配当が保証されているようです。でも、トヨタ自動車の直近の配当実績は、中間配当75円、期末配当125円で年間配当は200円です。昨日(2015.6.17)の終値が8,311円ですので、年間2.4%の配当となます。

AA型種類株式の配当率は5年後に最高の2.5%となります。それまでの低配当を考えると配当総額は単純計算で年率1.5%です。つまり、配当金のインカムゲインは普通株式のほうが年利1%程度有利だと言えます。

やはりメリットは、5年後に普通株式への転換か発行価格での買取請求かを選択できることの1点かと思います。

ここで効いてくるのが発行価格が時価の120%ということです。つまり、5年後に発行価格よりも高くなるってことは、今の株価の120%以上の価格でないと意味がありません。

もちろんトヨタ自動車は素晴らしい会社ですので、5年後には株価も上昇していると思います。でも、それだったら、最初から普通株式を購入して5年間持っていた方がキャピタルゲインもインカムゲインもたくさん得られることになります。

仮に5年後の株価が今の150%になっているとしたら、普通株式だと50%の利益ですがAA型種類株式だと30%以下の利益となります。

似た仕組みとして転換社債型新株予約権付社債(CB)があります。CBはあくまでも社債ですので、転換するまでは議決権はありません。でも、売買が可能で、もう少し利率が良いかと思います。

-株価が下がった時のための新型株でしょ?

そうなのです。株価下落の保険料として20%以上の上乗せ価格と、配当金年率約1%の天引きを支払うということです。買い取り保証が付いているというのはありがたいことで、トヨタ自動車が倒産しない限り必ず儲かる仕組みとなっていますが、良いことばかりではないというのが本当のところのようです。

2015.6.20追記
損得がわかりにくいので、トヨタ自動車の新型株「AA型種類株式」 損得3つのパターン で損得に絞って書いてみました。
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Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話がメインになるかな?

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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