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債権者と債務者の温度差? ギリシャの迷走

ギリシャ債務問題がおかしな方向に向かっています。

日本時間24日(2015年 06月 24日 16:48 JST)のニュースでギリシャ側の発言として協議は最終段階にあるとのニュースが流れました。

ギリシャのスタサキス経済相は24日、債権団との協議にはまだ2─3の解決すべき問題が残っていると述べた。
国内テレビで「2─3の非常に具体的な問題が残っている。協議は最終段階にあり、問題は50のうちの3つに絞られた」と述べた。

出典:ロイター 債権団との協議、「2─3の問題」が残っている=ギリシャ経済相

中身を読んでいくと、国内の同意を得るのが困難な問題が残っていて、とても「最終段階」にあるとは思えません。今月末のIMFへの16億ユーロの返済期限に間に合わせるには国内に向けて必死の説得が必要なように読み解けます。ところがギリシャの経済相はどうも楽観しているように読めてしまいます。

その後(2015年 06月 24日 19:29 JST)チプラス首相の発言とされるニュースがこれです。

ギリシャのチプラス首相は債務協議に関する同国の提案を債権団の「一部」が拒否したとして批判した。

出典:ロイター ギリシャの提案、債権団の一部が拒否━チプラス首相=政府当局者

お金を借りている人がお金を貸している人たちを「借金の踏み倒しに応じないのはけしからん」と批判しているのです。

そして今朝(2015年 06月 25日 01:00 JST)債権者側の発言とされるニュースがこれです。

ギリシャの国際債権団は24日、同国が提出した改革案に大幅な修正を要求し、対案を提示した。関係筋が明らかにした。

出典:ロイター ギリシャ支援協議、なお着地点見えず 債権団が対案提示

日本時間今朝2時から開催のユーロ圏財務相会合に向けて債権団が「大幅な修正」を要求しているのです。

つまり、借金を返せないギリシャは、3つの具体的な問題が残っているだけで最終段階にあって、ギリシャの提案を受け入れない債権者たちはけしからんと言っているのに対して、お金を貸している債権者たちは「大幅な修正」が必要で、着地点が見えないと言っているのです。

お金を貸した方は何とかデフォルトを回避しようと必死なのに、借りた方は踏み倒すことが前提だと読み取れます。何だか「6753 シャープ(株) 株主総会」で取り上げた問題と同じ図式のような気がしてしょうがないのです。

大人たちはデフォルト回避はできないとわかっていて、それを言っちゃうと「まだ時間があるのにあきらめるのか」って怒られそうだから、回避に向けて努力している姿勢を見せているのかもしれません。

大人な投資家たちはすでにギリシャのデフォルトは織り込み済みで、関心はその後どうなるかに移っているのでしょうが、このやり取り次第ではその後のギリシャが取れる選択肢が狭まってしまうと思いますので、やっぱり注目していこうと思っています。
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もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話がメインになるかな?

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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