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今さら聞けない イールドカーブ

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日銀がマイナス金を導入してから「イールドカーブ」という言葉を良く聞くようになりました。以前から時々使われる言葉でしたが、金利に注目されるようになって、特に聞く機会が増えたと思います。


「イールド(yield)」とは、生産、収穫、投資による収益、利回りといった意味です。信用力が低くて高利回りの債権(ジャンクボンド)をハイイールド債なんて呼ぶイールドです。

利回りは償還までの期間によって異なります。定期預金でも、1年よりも3年のほうが年利が高かったりします。

この、償還までの期間と利率の関係をグラフにしたのがイールドカーブです。


例えば社債を購入することを考えると、1年後にその会社がどうなっているかはある程度予想できます。でも、それが10年後となると倒産しているかもしれません。30年後だと、もうどうなっているのかわかりません。

購入者も同様で、1年間は使う予定がないお金でも、5年後10年後にはまとまったお金が必要になっているかもしれません。

そのため、一般的には償還までの期間が長いほうが利率は高くなります。つまり、右上がりのカーブになります。このような右上がりのイールドカーブを「順イールド」と呼びます。

この「順イールド」で、将来の金利が高くなると予想される場合は、傾きが急になってきます。このように順イールドの傾きが急になることを「スティープ化」と呼びます。

逆に、将来の金利が不透明でどう変化するかわからない場合には、傾きが緩やかになっていきます。このように順イールドの傾きが緩やかになることを「フラット化」と呼びます。

そして、将来は金利が安くなると予想される場合には、まれに短期金利よりも長期金利のほうが低くなる場合があります。このように長期金利のほうが低くて右下がりになることを「逆イールド」と呼びます。

そして、イールドカーブの傾きが緩やかになってフラット化してくると景気減速のサインだと言われています。さらに長期金利が低下して逆イールドになると景気後退(リセッション)の到来を告げるサインだとも言われています。

ただし、1990年以降ではあてはまらなくなっているかもしれません。

米国は1980年以来で5回景気後退を経験したが、5回ともその前に逆イールドを経験している。英国でも80年以来の3回の景気後退は、いずれもそれに先立って逆イールド現象が起こっていた。
一方で、英国では90年代末から2000年代初頭にかけて数年間、大幅な逆イールドになったにもかかわらず、景気後退に陥らなかった。また、日本は90年代半ばから4回の景気後退に苦しんだが、この間、逆イールドは起きていない。

引用:ロイター Business | 2016年 02月 6日 20:57 JST 訂正:主要国のイールドカーブがフラット化、景気後退の前兆か

少なくとも、ゼロ金利やマイナス金利の時代には、それ自体が異常ですので、過去の経験はそのまま使えないような気もします。ただ、一つの重要な指標であることは変わらないと思いますので、今後も注目していきたいと思います。
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もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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