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シャドーバンキング、理財商品 とゾンビ企業

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中国で年に一度の全国人民代表大会(全人代)が開催されて、「ゾンビ企業」の話題が多くなっています。ということで、「ゾンビ企業」について考えてみます。


そもそも中国は、共産党1党独裁で社会主義市場経済を進めてきました。当然国有企業がたくさん作られてきました。中にはまったく成果が上がらずに、赤字を垂れ流す企業もあります。ところが、えらいさんにとっては、そのような赤字を垂れ流す企業のほうがおいしかったりするのです。

共産党のお代官さんと国有の越後屋さんにとっては赤字なんて気になりません。山吹色のお菓子があればいいのです。「都市開発」の名のもとに、どんどん投資を続けて、赤字になれば政府と銀行が支援してくれます。ということで、腐敗の温床になっていました。


ところが、2010年に中国人民銀行が景気の過熱を抑えるために、金融引き締め策に踏み切りました。その結果、銀行からの借り入れが難しくなりました。

そこで台頭してきたのがシャドーバンキングです。地方政府はシャドーバンキングで集めたお金で事業を続けました。

シャドーバンキングは銀行を介さない金融取引です。シャドーバンキングには大きく分けて2種類あります。1つはノンバンクが行う融資です。もう一つは、銀行などが銀行業務の簿外で行う金融商品です。

ノンバンクとは、信託機関などの預金機能を持たない貸金業事業者です。


シャドーバンキングの金融商品に、債権を小口化した資産運用商品があります。「理財商品(りざいしょうひん)」です。理財とは「資産運用」を意味する中国語だそうです。

理財商品では当然リスクがありますので、預金に比べて高利です。元本割れだけではなくてデフォルトのリスクもあるはずですが、損失補填されることが多いようで、残高は約13兆元(約226兆円)に膨れ上がっているようです。

この膨れ上がった理財商品で集めたお金が10%を超える高利で貸し出されています。


ということで、赤字を垂れ流しながら、地方政府と銀行の支援を受けながら生き延びている「ゾンビ企業」は、今後10%を超える金利を払い続けながら、元本を返済しないといけません。

そもそも赤字を垂れ流しているいる企業ですから、10%を超える金利と元本をすべての「ゾンビ企業」が返済できるとは到底思えません。行きつくところは、「ゾンビ企業」が倒産して、「理財商品」がデフォルトに陥るという事態です。

そして、「理財商品」の残高は約226兆円なのです。人によっては約400兆円だともいっています。中国の数字は正確にはわかりにくいのです。どちらにしても、日本のGDP約500兆円と比べてると規模の大きさがわかります。これがすべてデフォルトに陥ったらもう大変です。

中国には本気で何とかしてほしいものです。
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もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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