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6753 シャープ株式会社 自主再建最後のタイミングはいつだったのか

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というわけで、6753 シャープ株式会社は平成28年3月期決算で債務超過に陥っていることがはっきりして、東証の上場ルールによると、東証2部への指定替えとなる見通しです。


債務超過とは「赤字と債務超過と倒産と」で確認したように、会社が持っている資産をすべて売って現金に換えても負債が返済できない状態です。

つまり、会社には借金しかないのです。この債務超過に陥ると、会社は解散して債権者に資産を分配するか、再生に手を挙げた会社が一度100%減資を行って、株式を清算してから再生を行うかというのが一般的です。

シャープは、昨年までは純資本が残っていましたので、昨年の段階では再生する団体が新たに資産を注入して再生するという流れになっていました。ところがここにきて債務超過です。

純資産額は312億円のマイナスで、28年3月期の純損失が2,531億円となっています。売り上げに至っては、2兆4615億円となっています。

--むにゅぅ もうちょっとがんばればなんとかなったかもしれないみょ

そうですね。以前「6753 シャープ(株) 株主総会」でも書きましたが、どうも経営陣の危機感を感じられません。

ホンハイ傘下になるにしても、純資産が残っているか債務超過に陥っているかで条件は全く違うと思います。たとえ1円でもいいのです。どうして資産が残るような道を選べなかったのかと思ってしまいます。


平成23年には1兆円あった純資産が毎年目減りして、平成26年には一度少しだけ(115億円)黒字が出ています。シャープは日本を代表する大企業だったのですから、赤字が続いているときに115億円の黒字では全く足りないことはわかるはずです。

抜本的な経営改革を実施するチャンスはあったはずなのです。それは資本金を1億円に減資して中小企業になるとかの奇策ではなくて、本業で大企業としてのちゃんとした利益を上げる道を選択できる最後のチャンスだったと思います。

自分たちでやばいことに気が付いて、えらいこっちゃと言って取り組んだ結果が115億円の利益なのですから、ここが最後のチャンスだったと思います。

経営陣は、自分たちで再建できないと思ったら、潔く身を引いて再建できる能力を持った人に託すべきです。社内にいなければ社外からでもトップを文字通りヘッドハントしてくるべきだと思うのです。平取とかではなくて、日産のゴーンさんのような本当のトップを。


このブログに何度か書いているように、個人的にはシャープの製品は好きでした。会社員だったときには情報交換に本社に行ったこともあります。

だからこそ悔しいのです。情報交換で応対してくれた技術者やデザイナーは、みなさん有能で真剣に取り組んでいました。彼らがみんなホンハイグループの社員になるのかと思うと残念でなりません。

ホンハイは、2012年(平成24年)に670億円の出資を白紙撤回しています。そして、今回も人員削減はしないといっていながら、人員削減の話が出ています。また、太陽光発電から撤退するといっていたのが、全力を挙げて取り組むと言い出しました。

これからも両社の発言には目が離せないと思っています。
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Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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