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今さら聞けない 減価償却費

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出所:減価償却資産の耐用年数等に関する省令 別表第一 機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表


ここで質問です。業務に使うパソコンを40万円で購入しました。今年の費用はいくらでしょう。

--うに? 40万円で買ったのなら40万円だみょ

うん。業務で使うために40万円必要だったのだから、40万円は全額費用ですね。でも、そのパソコンは、来年も使えます。再来年も使えます。何年かに渡って使えるパソコンの費用を今年だけの費用として計上すると、今年だけ利益が40万円圧縮されて、来年以降は費用が発生せずにパソコンが使えるとなると変ですよね。

--会社はいっぱいお金を設けているから40万円ぐらい関係ないみょ

うん。大きな会社でパソコンだけならそうかもしれません。でも、大きな工場を建てたり、最先端の大型設備を導入したりとなると、利益がなくなるぐらいの投資になることも少なくありません。


それでは会社の状態はちゃんとわかりません。何より、利益が出そうな年に大幅な設備投資を行って利益を圧縮すると、法人税がちゃんと徴収できません。それは困る。

ということで、投資したものを使って利益を上げている間使った分を費用として計上しなさいってことになっているのです。パソコンは買った瞬間から徐々に価値が低下していきます。中古で売っても安くたたかれます。

つまり、使えば使うほど価値が低下していくのです。これはパソコンだけではありません。大きな工場も、永久に使えるわけではなくて、補修が必要になりますし、いつかは建て替えが必要になります。

そこで、資産の価値が低下した分だけ、貸借対照表の資産を減額して、その分を費用として使ったとして損益計算書に計上することになっているのです。それが「減価償却」の仕組みで、損益計算書に記載する費用が「減価償却費」です。


でも、パソコンと工場では使える年数が異なります。いや。厳密には同じパソコンでも用途によって使える年数が異なったりします。その使える年数を勝手に決めると、減価償却費を計上する金額と年数が変わってきます。

そこで、固定資産を使える年数と減価償却の方法は法律で決まっています。

例えばサーバー以外のパソコンは耐用年数4年です。パソコンは耐用年数の4年で残存価格となる1円になります。この4年間にわたって、一定の割合(定率法)か一定の金額(定額法)で1円まで減価償却します。

定額法か定率法かは選択できます。


というように、減価償却費は費用でありながらお金が出ていきません。お金は最初に購入した時に一括して出ていきます。

積極的に減価償却すると、利益が増えるのです。もちろんお金が入ってくるわけではありませんが、売り上げに関係なく発生する、お金が出ていかない費用なのです。

税金的には、固定資産計上すると「固定資産税」が発生したりするわけですが、これも減価償却すれば簿価が減少して、固定資産税も安くなります。

EBITDA」を書くためにちょっと減価償却に触れるつもりが、株式投資に関係なくなっちゃいました。
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もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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