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FF金利先物からFF金利引き上げをどれだけ織り込んでいるか推測する その2

キャプチャ
出所:CME Group 30 Day Federal Funds Futures Quotes

その1」でFF金利引き上げを織り込んでいる確率を推測する材料がそろいました。


先物価格は、1から金利を引いたパーセントで表示されていますので、金利に直すのと、チャートを引きたいので、表計算ソフトで表を作成します。

キャプチャ


--むにゅぅ 金利が上がっているように思うけど、表だと見にくいみょ

そうですね。そのままチャートを作成してみます。FFERの「0.37%」とFFTRの「0.62%」を追記して、近似直線を追加してあります。

キャプチャ

--うん やっぱり右肩上がりだみょ 利上げを織り込んでいるみょ

いえ。右肩上がりだからと言って喜ぶのはまだ早いのです。


先物取引とは、将来の予め定められた期日に、現物を授受する事を約束する取引です。将来の取引を前払いしているのです。

オプション取引だと、オプション価格(プレミアム)には「本質的価値」以外に「時間的価値」が含まれていて、期日が近づくと時間的価値が減少するタイムディケイ(Time decay)が存在します。

今回は先物ですので、オプションとは異なりますが、今月清算日を迎える6限月の先物と、8限月の先物価格を単純に利上げ確率だけで説明していいのか疑問は残ります。

という含みは残しつつ、今回は大人に教えてもらった計算式で利上げ確率を計算します。


ということで、6月のFOMCの次の6限月、7月FOMCの次の8限月、9月のFOMCの次の10限月先物価格でマーケットが織り込んでいる利上げ確率Pを計算します。

n月のFOMCによる利上げ確率をP(n)とすると
P(6)=(0.37-0.37)/0.25=0
P(7)=(0.44-0.37)/0.25=0.28
P(9)=(0.49-0.37)/0.25=0.48


つまり、6月のFOMCで利上げされる確率は「0%」、7月のFOMCは「28%」、9月のFOMCでは「48%」織り込んでいるということになります。


今回CME Groupの計算式で計算してみて、例えば実効金利は利上げ観測を含まないのかとか、時間的価値をまったく考慮していないように見えるけど、それでいいのかとかの疑問がいくつかわいてきました。

例えば今回の6限月だと、来週にはFOMCが開催されますので、単純に実効金利と6眼月の差をマーケットが織り込んでいる利上げ確率とするのには少し抵抗があります。

また、金利の先物ですので、将来の金利を取引する資金を借り入れた場合には金利を支払う必要があります。その金利は先物の金利に影響を与えないのかといった疑問です。

もちろん、正確な確率は望めません。ですから、概算でも算出することは必要なのですが、算出された数字の信頼性は投資家それぞれが自分で判断する必要があります。

うん。投資の世界は自己判断で自己責任で行うものだと再認識したもきち♪君でした。
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Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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