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今さら聞けない 貸借倍率

キャプチャ
出所:SBI証券 7203 トヨタ自動車 株価

信用取引では、売りから入ることもできます。株式を持っていないのに、売ることができるのです。


売りから入る場合は、株を借りてきて売ることになります。人から借りた株を売っぱらってしまうのです。とんでもないことですが、そういったお約束になっています。

もちろん、株を借りたままですから、あとで買い戻して返すことになります。

とはいっても、上場企業すべてで空売りができるわけではなくて、一定の基準を満たした銘柄に限られています。


取引には相手が必要です。売り手と買い手がいて初めて取引が成立します。現物取引は良いのです。現物がありますので、現物を売買して、売り買いが同数になるというのは納得できます。

そこに信用売買です。信用買いはお金を借りてきて現物を売買すると考えられます。そこに、信用売り(空売り)が絡んできます。株を借りてきます。人の株です。

ということで、信用取引には必ず反対売買が発生します。信用買いで現金を返して「現引き」することや、信用売りで手持ちの株を返済して「現渡し」することはできますが、それだって自分と自分の反対売買といえます。

つまり、信用買いの残高が積みあがってくると、いつかは反対売買としての売りが入ることになります。逆に信用売り残高が積みあがると反対売買の買いが入ることになります。

そこで、信用買い残と信用売り残との比率で潜在的な将来の売買動向をはかろうとするのが「貸借倍率」です。

計算式は「貸借倍率 = 信用買い残 ÷ 信用売り残」です。


通常は「信用買い残」に比べて「信用売り残」が小さくなります。つまり、1倍以上となります。

ところが、何らかの事情で将来下落が見込まれると、「信用売り残」の方が増える場合があります。1倍を切ってきます。異常事態です。

でも、「信用売り残」が大きく積みあがっているということは、いつかは必ず清算のための買いが入るということです。大きく積みあがった「信用売り残」の清算は大きな買いになります。大きな買いが入ると銘柄によっては大きな株価上昇につながります。

「信用売り残」が積みあがって1倍を切ってきた異常事態が解消したら、大きな買いで株価上昇につながる可能性があるということです。「踏み上げ相場」です。異常事態に乗っかろうとして下がったところで空売りしていたりすると大変なことになります。


大きく下がるときには何らかの原因があります。とはいっても、「噂で買って事実で売れ」ってのは売りにもいえることで、最初に売っている大人たちは可能性だけで仕掛けている場合も多いのです。

実際に貸借倍率が1倍を切っているようなところでは、少なくとも売りで仕掛けるのはとっても危険です。では買いで仕掛けられるかというと、これもまた下げた原因がちゃんと理解できていないと大怪我する可能性があります。

どうも空売りが絡むと、大怪我する可能性が高くなるというのは重要な相場の真理のようです。
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プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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