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ファンドラップと投資信託とETF

キャプチャ
表1:投資信託 純資産ランキング SBI証券の投資信託検索データを加工

少し前まで、銀行や証券会社の投資営業は盛んに「グローバル・ソブリン」を推奨していました。単推しってやつです。


グローバル・ソブリンといえば、定年退職した企業戦士が、年金だけではこれからの生活が不安で、「毎月配当」に引かれて退職金で購入するといった印象です。

調子がいい時はいいのですが、毎月調子がいいとは限りません。大体投資というのは、利益をもう一度投資に回す(複利)ことで大きく儲けることができます。

ということで、毎月の配当金を純資産から工面するというタコ足運用になって、純資産が減っていきました。数年前まで純資産額トップを10年以上維持していたのが、今では表1だと6位が最高です。


さすがに銀行や証券会社の投資営業もグローバル・ソブリン単推しってわけにはいかなくなってきました。そこで代わりに前面に推してきたのが「ファンドラップ」です。

--テレビで見たことあるみょ この中に裏切者がいる!ってやつだみょ

うん。そうですね。ファンドラップは最初にライフスタイルや投資環境などから投資スタイルを決めて、投資一任契約でポートフォリオの管理を一任します。

通常は、資産の中に株式や債券などの組み入れ比率を決めて、比率が上昇してきたものを売って、低下してきたものを購入することで常に投資比率が一定になるように運用します。

--プロにお任せできたら安心だみょ

う~ん。複利で運用することが多くなりそうですから、その点はグローバル・ソブリンよりも評価できます。また、最初に投資スタイルを打ち合わせてポートフォリオポリシーを設定できて、そのポリシーに沿って運用してくれれば悪くはないですね。


ファンドラップは基本的に投資信託を組み合わせます。ですから、ファンドラップの費用(ファンドラップ・フィー:1.5%とか/年)の他に、投資信託の信託報酬(例:0.5%~2%/年)などの費用が必要です。

持っているだけで必要な費用です。資産総額にかかってきますので、例えば総額500万円投資していれば毎年15万円とかの費用が必要です。

プロにお任せするのですから、お金が必要です。


これを、自分で運用するとしたら、ファンドラップフィーは必要ありません。でも、投資信託ならば、これもやっぱりプロのファンドマネージャーが運用しますから、信託報酬が必要になります。

投資信託の場合は、日経平均などの指標通りの比率で投資する「インデックスファンド」で信託報酬が年0.5%~1%で、ファンドマネージャーがテーマに沿って指標以上の運用成績を目指す「アクティブファンド」の場合はファンドマネージャーがたくさん仕事をしますので信託報酬も少しお高めの年1.5%~2%から、上限なしといったところでしょうか。

また、基本的に売買手数料も必要です。


アクティブファンドは、ファンドマネージャーの腕次第で大きく利益を出す可能性があります。でも、10年以上の長期で見た時に、インデックスファンドを上回る運用成績を残しているのはわずかです。

原因の多くは、信託報酬です。つまり、インデックスファンドとの信託報酬の差を埋める運用成績を残すのがプロでも難しいのです。逆に考えると、信託報酬のわずかの差はそれだけ大きいということです。

インデックスファンドでも、例えば日経平均インデックスファンドで年0.5%ぐらいの信託報酬が必要です。数千円でお気軽に日経平均が購入できますが、そのためには持っているだけで信託報酬が必要なのです。

その信託報酬がもっと安いのが、「ETF(上場投資信託)」です。信託報酬が0.1%以下の日経平均インデックスETFが東証にたくさん上場されています。

これらは個別銘柄のように売買することが可能です。その代わりに、個別銘柄と同額の売買手数料が必要になります。


まだまだ書き足りないことがありますが、あまりにも長くなりますので、ここで一度区切ります。

投資信託とETFは、使い分けが難しいのですが、例えば日経平均インデックスファンドだと、もきち♪の環境では「半年以上保有するなら総額でETFのほうがお得」でした。

少し昔の計算ですし、手数料は証券会社によって異なりますので、次の機会にもう一度ちゃんと確認したいと思います。
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プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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