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企業の決算発表を読む その3:決算短信3つのポイント

実際に決算短信を入手して読んでみます。

とはいっても個々の企業で気を付けるポイントは変わってきますので、最低限見ておきたいポイントをご紹介します。

これだけでも必要な分析のほとんどが網羅できます。

ポイントは3つです。

1.倒産可能性を見る
2.市場コンセンサスとの差を見る
3.時系列で大きな変化を見る


この3つを調べて疑問があれば詳しく見て行けばいいのです。

昨日(2015.4.24)本決算を発表した 6436 アマノ を例に調べていきます。
※例として利用したのはたまたま昨日本決算があったからで、他意はありません。

JPXの適時開示情報閲覧サービスから決算短信を入手します。

キャプチャ

決算短信は通常付随資料と共に開示されます。
決算短信をクリックするとPDFファイルが開きます。

1.倒産可能性を見る

ここで見るのはまずは2つの数字だけです。

1つ目は貸借対照表の「流動資産合計」です。

決算短信をずっと送っていって「連結財務諸表」の「連結貸借対照表」にある「当連結会計年度」の「流動資産合計」を確認します。

キャプチャ

例では「81,633(百万円)」です。
流動資産は次の1年で現金に換えられる資産です。

2つ目に確認するのが同じく貸借対照表にある「流動負債合計」です。

貸借対照表の下の方(負債の部)にある「当連結会計年度」の「流動負債合計」を確認します。

キャプチャ

例では「30,980(百万円)」です。
流動負債とは次の会計年度(1年)で返さなければいけない負債(借金)です。

この2つの数字で「流動資産合計」よりも「流動負債合計」の方が多かったら、倒産可能性があると考えて詳しく見ていく必要があります。

つまりこの1年で現金になる予定の資産よりも、この1年で返さなければいけない借金が多いとなると、この1年で借金を返せなくなる可能性があるということです。

もちろん経営者は何とかして他からお金を借りたり、何らかの資産を売却したりして手当てをするように努力していくのですが、注意が必要なことには変わりありません。

例では流動資産合計「81,633(百万円)」のほうが流動負債合計「30,980(百万円)」に比べて十分に多いですから、倒産を心配する必要はなさそうです。

もう少し確実に見るには「流動比率」や「当座比率」を見ていきますが、それよりも「現金預金」が「流動負債合計」よりも多かったら心配しないという割り切りもありだと思います。

※現金は何も利益を生み出しませんので、あまり現金で持っているというのも問題があります。あくまでも倒産可能性の評価では現金を持っていると安心できるという話です。

ということでその4に続きます。
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プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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