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マンデル・フレミング理論

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出所:2016年8月17日放映のマーケットアナライズプラスで岡崎良介氏が使っていた資料より

昨日(2016年8月17日)のマーケットアナライズプラスを観ていたら、岡崎さんが為替を考えるときの3つの理論を解説していました。


為替を考えるときには「金利平価説」と「マンデル・フレミング理論」と「購買力平価」を考えるとのことでした。

このブログでも今まで金利差の話と購買力平価について取り上げてきました。


金利差がある国の間では、金利が安い国でお金を借りて、そのお金で金利が高い国の通貨を買って金利差で儲けようとする人が出てきます。キャリートレードです。金利が安い国の通貨を売って金利が高い国の通貨を買いますので、金利が上がれば通貨高になります。


購買力平価説は、同じ水準の生活をするために必要なお金が同じ価値になるような為替水準に落ち着くというものです。自由貿易の国の間で価格差が出ると、安い国で仕入れた商品を高い国で売って儲けを出そうとする人が出てきますので、同じような水準に落ち着くというのです。

ですから、インフレが進むと通貨価値が低下して通貨安になります。


ということで、「マンデル・フレミング理論」です。

これは以前取り上げた「国際金融のトリレンマ」の基にもなっている理論で、結構手ごわそうです。

ただ、為替の話をするうえで「財政拡張」と「財政縮小」に限ると、「クラウディング・アウト」という現象を重視しているようです。


「クラウディング・アウト」とは「押し出す」という意味で、ここでは公共投資によって民間投資が押し出されるという現象を見ています。

国債を発行して公共投資が増えると、国債の発行が増えることで国債の金利が上昇します。また、公共投資が増えることでGDPが増加していきます。

当然民間でも投資が増えますが、お金には限度があります。お金が不足して借入金利も上昇します。借入金利が上昇すると投資効率の低い投資はできなくなります。

つまり、公共投資が増えることで民間投資がクラウディング・アウト(締め出される)されることになります。財政投資の規模が大きいほどこのクラウディング・アウトが進んで、GDPを拡大させる効果が低くなります。

この高い金利でも民間投資を活発に保つにはインフレ期待が必要です。高い金利を上回るインフレ期待があれば、民間投資は抑制されません。


為替ってややこしいと思います。でも、ややこしいものをややこしいままにしておくといつまでたってもわかりません。

金利と財政投資とインフレ率は為替をシンプルに考えるための大きな要素といえそうです。
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Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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