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評価が分かれる8月の米雇用統計

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出所:Bloomberg 米国債:利上げ予想が割れる、グロース氏は9月ほぼ確実とみる2016年9月3日 05:16 JST

前回「8月の米雇用統計がちょっと弱くて消化不良に陥っている件」でも書きましたが、8月の米雇用統計が市場予想よりも少し弱くて消化不良に陥っています。


えらいトレーダーさんやエコノミストさんの間でも評価が分かれています。

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のビル・グロースさんは、ブルームバーグラジオとのインタビューで今回の雇用統計を受けて利上げ時期について「9月になるだろう。100%確実だとは思わないが、100%に近いと思う」(Bloomberg 米国債:利上げ予想が割れる、グロース氏は9月ほぼ確実とみる)と発言しているようです。

それに対して、同じくPIMCOの米国コア戦略担当最高投資責任者(CIO)でマネジングディレクターのスコット・マザーさんは、同じくブルームバーグラジオとのインタビューで、「全体的にやや弱い統計なため、9月の可能性は非常に低いとしていた当社の見方は変わらない」(同記事)と指摘しているようです。

ロイターのニュースでは、プルデンシャル・フィナンシャル(ニュージャージー州)の市場ストラテジスト、クインシー・クロズビーさんは、雇用統計を受け、株式先物は上昇、ドル安が進み、金は値上がりしており、市場は9月利上げがないとの見方を織り込んでいるようだ。(ロイター 米雇用統計:識者はこうみる)と9月利上げはなしとコメントしています。

どのえらいさんも、今年中に利上げがあるという見方では一致していますが、9月なのか12月なのかはたまた両方かでくっきりと分かれています。


このすっきりしない原因として、8月の雇用統計を単月の数字として評価していないのではないかと思います。

そもそも雇用統計はブレが多い指標ですから、前回のブログでも取り上げたように、3か月の平均で見る場合が多いと思います。今回の3か月平均は23.9万人増となりますので、十分強い数字とも言えるのです。

また、ここのところ雇用統計の速報値から後日改定値が発表されることが続いています。今回も8月雇用統計速報値の発表と同時に、7月の雇用統計速報値を上方修正しています。

さらに、8月の雇用統計はくせ者で、上方修正される場合が多いとのことです。

米雇用統計、8月はクセモノ 速報値上方修正は過去10年で7回 日経QUICKニュース(NQN)(無料会員登録で全文が読めます)

つまり、8月の雇用統計速報値が市場予想の18万人増に対して15.1万人増と少しぐらい下回ったといってそのまま信用できない大人たちがいるのです。


とはいっても、いくらマーケットのえらいさんでも利上げ時期は決められません。ここはやっぱりイエレンおばさまと仲間たちがどう考えるかが重要です。

そして、イエレンおばさまは黒田おじさんと違ってマーケットとの対話を大切にしていますから、今後いろいろなところでじわじわと自分の考えを発表して、FOMCまでにはある程度マーケットを温めておくと思います。

ということで、今後のイエレンおばさまの発言には注目していきたいと思っています。
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Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話がメインになるかな?

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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