2016.12.17
エクセルでローソク足と移動平均線と一目均衡表を作成する手順のおさらい その24
図1:「その23」で作成した一目均衡表の5役
エクセルでローソク足と移動平均線と一目均衡表を作成する手順のおさらいの続きです。
「その23」までで一目均衡表の5役の計算式が入力できました。
続いて雲を描くための下準備に入ります。
雲は「先行スパン1と先行スパン2との間」です。
--むにゅ 先行スパン1も先行スパン2も計算済みだからグラフの機能で描けるみょ
うん。スピンアウトブログでも書きましたが、グラフの機能で雲を描くことは可能ですが、少し手間をかけたほうがおしゃれです。
ここはおさらいでもありますので、雲のための計算を追加して、積み上げ面グラフで描きたいと思います。
図2:グラフのローソク機能を利用して描いた雲
図3:雲のために計算を追加して積み上げ面で描いた雲
積み上げ面で雲を描くために、ちょっとした計算が必要です。まず、土台となる部分を計算して、先行スパン1が先行スパン2よりも上にある場合と、逆に先行スパン2が上にある場合の計算をします。
ここで計算するのはあくまでも雲を描くためのものですから、項目名は何を使ってもいいのですが、ここでは「雲土台」と「雲1」と「雲2」としました。
「N1」に「雲土台」を「O1」に「雲1」を「P1」に「雲2」を入力します。
図3:雲の計算の準備
「その25」から雲を描くための計算式の入力に続きます。