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日本国債の4割以上を日本銀行が持っている現実

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出所:財務省 公債残高の累増

日本国債発行残高の日本銀行保有比率が4割を超えました。


日本銀行の国債保有残高データは日本銀行のサイトからダウンロードできます。

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図1:日本銀行 日本銀行が保有する国債の銘柄別残高

データ形式は「.xlsx」ですので、2007以降のMicrosoft Excelブック形式です。

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図2:日本銀行のサイトからダウンロードしたデータ

2017年1月31日現在の日銀の国債保有残高合計は358兆円となっています。

1月末時点894兆円となっている国債発行残高に対して、4割を超えています。


日本銀行は日本の中央銀行です。サイトのトップにも「日本銀行は、物価の安定と金融システムの安定を目的とする、日本の中央銀行です。」と明記されています。

お札には「日本銀行券」と書いてあります。お札を発行しています。

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出所:財務省 新様式の日本銀行券の発行について

その中央銀行が国債を買い入れるということは、政府が「お金がないみょ」って国債を発行して、中央銀行が「国債買うみょ」ってお札を発行するということです。

政府は無尽蔵にお金が使えます。調子に乗ってお金を使っていると、街中にお金があふれてとてつもないインフレに陥る場合があります。

ということで、禁じ手と言われています。でも、日銀の保有比率は4割を超えています。


日銀は、2014年10月の追加緩和で年間国債残高が80兆円増加するように買い入れを行ってきましたが、そのペースだと7年ですべての国債を日銀が保有することになります。

もちろんそんなことになったら大変ですし、「物価の安定と金融システムの安定を目的とする」日本銀行としてはそんなことはできません。

ということで、2016年9月21日の金融政策決定会合で、残高から金利へのシフトということでイールドカーブコントロールに方針転換しました。


日銀はお札を発行できますし、発行済み国債の4割を保有していますので、イールドカーブを維持するこために買いでも売りでも自在です。本気になればある程度自在にコントロールできます。

マーケットの悪い大人たちでも太刀打ちできそうにありません。日銀が目標としているイールドカーブから外れるような取引はケガの元です。となると、大人たちもイールドカーブをにらんだ取引となります。

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図3:日本国債金利推移 日足2年チャート


税収よりも多額の国債を発行して、中央銀行が国債発行額の4割以上を保有しているのに、インフレの兆しが見えません。

黒田おじさんが上手にコントロールしているのかもしれませんが、ひょっとすると嵐の前の静けさなのかもしれません。
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もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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