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株式投資をゼロサムゲームだと言う人がいるけれど

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図1:もきち♪の考える株式投資

株式投資を「ゼロサムゲーム」だと言う人がいます。


「ゼロサムゲーム」とは個々に増減はあっても、全体で見たときには総量が変わらないようなゲームです。

例えば、みかんを5個ずつ持っている2人が、じゃんけんをして勝ったほうが相手のみかんを一つもらえるというゲームをした場合、個人で見た場合にはみかんが10個に増えることもあるし、全部なくなることもあります。

でも、2人合計の個数は10個で変わりません。ゼロサムゲームです。

--むにょ 途中で食べたくなるみょ 少なくとも1個ずづは減るみょ

我慢強い2人です。

人数が増えても同じです。友達4人で麻雀をします。4人それぞれが子供銀行券を10万円ずつ持っています。勝つ人も負ける人もいますが、終わった時の4人合計の子供銀行券は増減がありません。

--みょ 途中で買い出しにいくみょ

買い出しに使うのは日本銀行券ですので、子供銀行券は減りません。総額は変わりません。ゼロサムゲームです。


株式投資を図1にまとめてみました。もっと複雑なような気もしますが、とりあえず「現金」の流れに着目するとこんな感じかと思います。

まず、「証券会社」と「株式市場」とのやり取りは、買い代金と売り代金が同じですので何も生まれないし何も失われません。ここはゼロサムと言いたくなります。

--みょ 売りと買いが同じならゼロサムだみょ

でも、売買が成立するときに株価が動いたとすると、「時価総額」が変動します。もともとのパイが広がったり縮まったりします。

それをゼロサムだと断じていいのか気になります。


この「時価総額」の変動をどうとらえるかというのも少し厄介です。今の東証1部の時価総額合計は580兆円ぐらいですが、その580兆円がどこかにあるわけではなくて、今の株価と総株式数をかけると580兆円になるだけです。

新規上場や増資で「今まで株式市場にこれだけのお金が集まりました」って数字でもありません。あくまでも計算上の数字です。

1981年の時価総額は90兆円以下ですので、6倍以上になっています。売買金額は同額なのにです。

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図2:東京証券取引所市場第一部の時価総額 年末値


配当金となるともはやゼロサムと考えるには地球規模で考えないといけません。

配当金は企業の利益から出ています。その利益の出どころはその企業の製品やサービスを使う消費者です。われわれ消費者が企業に払ったお金が利益になって配当金として一部戻ってきます。

--みょ 消費者まで含めたゼロサムだみょ

うん。やっぱり地球規模です。

そして、配当金は権利確定日に突然発生するわけではなくて、徐々に株価に織り込まれるものです。権利確定日を跨がなくても無視できるものではありません。


図1には書いてありませんが、「新規上場」とか「新株発行」とか「株式償却」ってのも気になります。

新規上場では、IPO(Initial Public Offering)で最初の売買を実施しますが、上場前からの株主が保有している株式は、いきなり株式市場に参加することになります。

新株発行でも株式償却でもその企業の時価総額も株価も変動します。ゼロサムだとは思えません。


儲かる人も損する人もいるからゼロサムゲームだとか、買いの金額と売りの金額が同額だからゼロサムゲームだとかって言うのはちょっと違うように思います。

少なくとも株式投資はゼロサムゲームではないと思っています。そして、それは超短期でも同じだと思っています。
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プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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