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日経平均の値動きをランダム・ウォークと仮定してみる

キャプチャ
図1:日経平均日足前日との価格差10年分布

ランダム・ウォーク理論ってのがまだ気になっています。

気になったままでは気持ち悪いので、日経平均の値動きを仮にランダム・ウォークだと仮定して矛盾がないか調べてみました。


過去10年間の日経平均株価日足終値を調べてみます。

まずは、前営業日終値と当日終値との差、ニュースでよくやっている「今日の日本株は日経拝金株価が○○円プラスの」ってやつです。

この、前営業日との差を100ごとに区分けして分布を調べたのが図1です。

--みょ 正規分布だみょ やっぱりたくさん調べないとダメだみょ

うん。予想(希望?)通りの正規分布に近い形になりました。

ちなみに、10年間の営業日数は2,451日、最小値は-1,286.33 円で、最大値は1,343.43 円、平均は0.48 円とほぼイーブンです。合計値は1,165.38 円となっています。変動の合計値ということは、直近の終値と10年前の終値との差でもあります。


ランダム・ウォークだと言うのなら、前日の値動き方向に関わらず独立して動かないといけません。つまり、連騰続落の割合と、反発反落の割合もハーフハーフじゃないと矛盾します。

ということで、今回も「同じ方向に動いた割合」を調べてみました。

キャプチャ
図2:日経平均日足10年の同じ方向に動いた割合

微妙に反発反落のほうが多くなっていますが、ほぼイーブンと見て良さそうです。

ランダム・ウォークだと言われたらこれでは反論できません。


10年というのが絶妙なのかもしれません。価格差が正規分布っぽくなりますし、もっと長期だと景気の伸びを考えなければ評価できません。

そもそも日経平均は1960年4月に基準値1000円としてスタートしています。その後何やかんやで今の価格に落ち着いているのです。

--みゅ 何やかんや?

うん。列島改造論だのバブルだのを経て今の水準に収まっています。10年でもぎりぎりリーマンショックも含まれていますし、残念な災害も含まれています。十分長いけど、不必要に長いわけではない期間なのかもしれません。


日経平均の値動きをランダム・ウォークと仮定しても、仮定を覆す材料は見つけられませんでした。

ランダム・ウォーク理論恐るべしです。

データを調べるまでは、もう少し偏りがあるのかと思っていました。それが予想以上にランダム・ウォーク理論に沿う形となっています。

データ数は2,451と決して多くはありませんが、きれいな検証結果になりました。たまたま10年前の終値と千円ちょっとしか変わらない水準だったからかもしれません。

ここまでくると、もう「完全にとは言わないまでも、マーケットはランダム・ウォーク理論に従っている」と言わざるを得ません。

もう少し自分なりに消化して、掘り下げてみたいと思っています。
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プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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