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今さら聞けない リスクとリターン

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図1:リスクと期待リターンマトリックス

投資の世界では、リスクとリターンという言葉をよく耳にします。


でも、このリスクとリターンって結構難しい言葉だと思うのです。

例えば、「リスク(risk)」って言葉は投資の世界では「不確実性」を指す言葉だと言われます。プラスとマイナスの両方について「不確実性」を指す言葉というのです。

確かにプラスでもマイナスでも不確実性を指すような使われ方もしますが、単にマイナスに働く不確実性を指す使い方をしている場合も少なくありません。

前後の文脈から使い分けが必要だと思っています。

リターン(return)」だって一筋縄ではいきません。

たまたま利益が出たときに「大きなリターンが得られた」ってのはリターンの結果を評価していますが、「ハイリスク・ローリターン」ってのは将来得られるリターンの期待値を評価しています。


もう一度原点に戻って考えてみます。「リスク」ってのがプラスでもマイナスでも不確実性を指す言葉だとしたら、「リターン」の期待値との違いが曖昧になってきます。

--ん? プラスのリスクが期待リターン?

うん。違いを考えてみます。

「リスク」はあくまでも「不確実性」で、「期待リターン」は同様の投資を続けたときに得られるリターンの平均値といえます。

例えば、投下資本を横軸に、利益を縦軸に投資結果のグラフを描くと、「期待リターン」は右肩上がりの直線(微妙な曲線)で表せますが、「リスク」は実績をプロットしたときの「期待リターン」とのばらつきと言えると思います。

つまり、「ハイリスク・ローリターン」ってのは、「期待リターン」が小さいのに、ばらつきが大きいと言えます。

例えば、宝くじってのは期待値が半分以下という超ローリターンです。買った瞬間に半分損しているのです。でも、当たれば一生遊んで暮らせるかもしれません。ハイリスクです。


ということで、ばらつきが小さくて、期待リターンが大きい「ローリスク・ハイリターン」が望ましいのですが、これが難しい。

もしもそんな投資対象があれば、大人たちがこぞって殺到します。大人たちがこぞって殺到すれば価格が上昇します。価格が上昇すると「期待リターン」が下がってしまうのです。

--みょ 価格が上昇してリターンが下がるの?

うん。債権と一緒です。債券価格が上昇すれば「期待リターン」としての利回りも低下します。

結局ほどほどの「ミドルリスク・ミドルリターン」に落ち着いてしまいます。


「ハイリスク・ローリターン」って言葉を簡単に使ってしまいます。でも、よく考えるとそれほど簡単な言葉ではないと思うのです。リスクとかリターン。

本当は「現代ポートフォリオ理論(MPT:Modern portfolio theory)」を取り上げたかったのですが、これはもっと難しそうです。

入口の「リスク」と「リターン」で止まってしまいました。地道に一歩一歩修行を続けていこうと思っています。
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もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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