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5月の米雇用統計(2017/6/2発表)

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図1:5月の米雇用統計速報値(2017/6/2発表)

5月の米雇用統計速報値が発表されました。


発表された内容は図1の通り、失業率が4.3%、前年に対する平均時給は2.5%のプラス、先月に対する平均時給は0.2%のプラス、「非農業部門雇用者数(NPE:Nonfarm Payroll Employment)」は13万8千人の増加となっています。

非農業部門雇用者数の増加は、事前予想の18万5千人に届きませんでした。さらに、3月と4月の速報値も下方修正されました。

ただし、失業率は4.4%の事前予想に対して、4.3%と好転しました。


1年間の非農業部門雇用者数の推移です。

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図2:米雇用統計非農業部門雇用者増加数1年推移と3か月移動平均

--みょ 3カ月平均が下落しているみょ

うん。3月と4月の速報値が下方修正されて、今回の5月速報値が事前予想よりも低かったことで、3MAが12万1千人まで下落しています。

マーケットの大人たちは単月の数字よりも、3カ月移動平均を気にしているようです。先月の速報値が発表された時点では17万人増となっていました。


とは言っても、雇用者数は際限なく増加し続けるということはありません。労働人口は有限なのです。

ということで、実際の雇用者数の増加よりも失業率の変化が実際の労働需給を正確に表しているのかもしれません。

アメリカの失業率は4.7%で「完全雇用」またはそれに近い状態と言われています。

現在の失業率は4.7%よりも良い4.3%なのですから、今後雇用者数の増加が続くとは思えません。


雇用統計を受けて、マーケットがアメリカの利上げについてどう考えているのかが気になります。

CME FedWatchによると、フェデラルファンド(FF)金利先物から算出した6月のFOMCでの利上げ確率は、発表1週間前にはすでに87.7%でしたが、雇用統計の発表を受けて94.6%まで上昇しています。

どうやら6月FOMCでの利上げは確実視されているようです。


非農業部門雇用者数が下方修正されて、事前予想に届かなくても、利上げ確率は上昇しています。

失業率が4.3%という完全雇用の状態では、マーケットは非農業部門雇用者数の増加をそれほど気にしていないように見えます。

完全雇用状態では、雇用者数の増減よりも失業率や平均時給の方が労働市場を正確に表しているのかもしれません。

失業率が完全雇用レベルにあるうちは、インフレ率に対する平均時給の伸びを調べたほうがいいのかもしれません。
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Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話がメインになるかな?

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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