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PBRから見る今の日本株

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図1:東証1部全銘柄のPBR一覧

日経平均株価が、7営業日連続で2万円台を維持しています。でも、この間の高値は20,318.11円と、狭いレンジでの推移が続いています。


狭いレンジでの推移が続くと、この価格帯での取引がこなされて、大きく動く場合が少なくありません。

問題は上か下か。今の水準が割高なのか割安なのがといことが気になります。

ということで、今(2017年6月27日終値)の水準をPBR(株価純資産倍率:Price Book-Value Ratio)で検証してみます。

尚、あくまでもひよこ投資家™であるもきち♪が個人的に計算しています。細かい数字は計算の基準とする決算値によって異なってきます。ご了承ください。

計算の基礎としたデータは、各企業の直近の通期データを利用しています。


東証1部全体では、前期基準のPBR(株価純資産倍率)は1.32倍となっています。

PBRは、純資産の何倍まで買われているかという指標でした。このPBRが1.32倍なのですから、東証1部に上場している銘柄が保有している資産に対して東証1部全体の時価総額が1.32倍ということです。

東証1部全体の時価総額が約600兆円ですので、東証1部上場銘柄の純資産合計が約450兆円ということです。

企業は投資家からお金を集めて、設備などに投資して利益を上げます。利益が上がらない資金は投資家に返したほうがいいのです。ということで、PBRが1倍を上回っているのが正常です。

世界各国の市場全体のPBRを見てみると、5月末時点では、アメリカ:3.2倍、ドイツ:1.9倍、英国:1.9倍、先進国全体:2.3倍となっています。

PBRは低いほうが割安となりますので、東証1部全体のPBR1.32倍というのは、世界的にみると割安だと言えます。


東証1部全体では割安だといえますが、個別銘柄ではどうでしょう。

東証1部上場銘柄で、PBR1倍を切っている銘柄数を調べると、約41%(822社/2015社)となりました。

PBRが1倍を切るということは、例えば、性能を十分に引き出せるように設置して、調整や段取りや生産に精通した従業員が扱っている生産設備を、簿価よりも安いお金で買えるのです。異常事態です。

--みょ でも中古だみょ

うん。生産設備は毎年減価償却していますので、新品は簿価よりもずっと高価です。そして、ちゃんと生産するためにはもっとたくさんの投資が必要になります。簿価では生産できません。

東証1部に限っても、まだまだ異常に割安状態で放置されている銘柄が、約41%あるということです。


日本株のPBRは低い状態が続いています。

もちろん。PBRだけで割安だと判断するのは危険ですが、少なくとも、今の日本株の水準が決して割高ではないと言ってもいいのかと思っています。

だからと言って今買えるかというのは別問題なのですが。
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プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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