2015.06.04
エクセルで損益をつけよう その4 行を削除してもエラーが出ないようなセルの参照方法
その3で証券会社の口座ごとの損益を入力しました。項目見出しを入力しておきます。

このままだと各営業日での変化がわかりません。営業日ごとの評価額を入力します。あくまでも仮の数字です。軍資金は上の行を参照します。ここで、上のセルをそのまま参照(相対参照)してしまうと、行を挿入したり削除したりしたときにトラブルが発生します。試しにやってみます。
※おすすめできない方法です。

数式をコピーします。一見良さそうです。

ここで、6月3日の行を削除してみます。

参照すべきデータが消えてしまいましたので、エラーが出ます。挿入はどうでしょう。

一見良さそうですので、挿入のほうが厄介です。ここで、カブドットコム証券の軍資金を50万円出金したとします。

下の行に反映できません。行の挿入や削除を行った時に数式をコピーしなおして修正すれば良いのですが、並べ替えたりすると、もうわけがわからなくなります。
そこで、上のセルを参照するときに「常に一つ上のセルを参照する」ように指定します。
ここでは「OFFSET」関数を利用します。
※おすすめの方法です。
入力したいセルを選択して、入力窓の左にある「fx」をクリックします。「関数の分類」で「検索/行列」を選択します。「関数の検索」窓に直接「offset」と入力して「検索開始」ボタンをクリックしても出てきます。「関数名」で「OFFSET」を選択して「OK」ボタンをクリックします。

「関数の引数」ウィンドウで「参照」を入力しているセルをクリックして指定します。「行数」には一つ上を示す「-1」を、「列数」には同じ列を示す「0」を入力します。「高さ」と「幅」は省略できます。指定したら「OK」ボタンをクリックします。

必要なセルにコピペします。見た目は先ほどの相対セルと変わりません。

でも、行を削除しても挿入してもソートしてもエラーは出ません。

行の挿入と削除を元に戻してその5に続きます。

このままだと各営業日での変化がわかりません。営業日ごとの評価額を入力します。あくまでも仮の数字です。軍資金は上の行を参照します。ここで、上のセルをそのまま参照(相対参照)してしまうと、行を挿入したり削除したりしたときにトラブルが発生します。試しにやってみます。
※おすすめできない方法です。

数式をコピーします。一見良さそうです。

ここで、6月3日の行を削除してみます。

参照すべきデータが消えてしまいましたので、エラーが出ます。挿入はどうでしょう。

一見良さそうですので、挿入のほうが厄介です。ここで、カブドットコム証券の軍資金を50万円出金したとします。

下の行に反映できません。行の挿入や削除を行った時に数式をコピーしなおして修正すれば良いのですが、並べ替えたりすると、もうわけがわからなくなります。
そこで、上のセルを参照するときに「常に一つ上のセルを参照する」ように指定します。
ここでは「OFFSET」関数を利用します。
※おすすめの方法です。
入力したいセルを選択して、入力窓の左にある「fx」をクリックします。「関数の分類」で「検索/行列」を選択します。「関数の検索」窓に直接「offset」と入力して「検索開始」ボタンをクリックしても出てきます。「関数名」で「OFFSET」を選択して「OK」ボタンをクリックします。

「関数の引数」ウィンドウで「参照」を入力しているセルをクリックして指定します。「行数」には一つ上を示す「-1」を、「列数」には同じ列を示す「0」を入力します。「高さ」と「幅」は省略できます。指定したら「OK」ボタンをクリックします。

必要なセルにコピペします。見た目は先ほどの相対セルと変わりません。

でも、行を削除しても挿入してもソートしてもエラーは出ません。

行の挿入と削除を元に戻してその5に続きます。
