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1ドルはいくら? 1ドル札オークション

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図1:1万円札

前回の記事で百万円の半分というのがややこしいことがわかりました。


では、1万円札はいくらでしょう。

--みょ? 1万円札は国が保証しているみょ 1万円だみょ

うん。1万円札を持っていけば1万円分のお買い物ができます。銀行に預ければ預金額が1万円増えます。1万円札がほしければ銀行で1万円分の預金と引き換えに手に入ります。

でも。この1万円札が1万円以上の価値を持つことがあります。有名なオークションです。

--みょ それはいけないやつだみょ

いえ。犯罪に関するものではなくて、純粋に学術的な実験です。「1ドル札オークション実験」と呼ばれて、行動経済学では有名な実験のようです。


ハーバード大学で、数十人の投資のスペシャリストや経済専門家、金融のプロなどが参加して100ドル札のオークションが行われました。

--むに? 100ドル札?

うん。いろいろあるようです。でも、大切なのはルールです。

1.5ドルからスタートして5ドル単位で引き上げます
2.1番高値をつけた人が落札します
3.2番目の高値をつけた人は何ももらえないだけではなく、自分の最後の入札額全額を支払います



1番2番は普通ですが、3番がトラップです。

つまり、95ドル以下で落札すれば儲かりますが、その時に2番目の90ドルを付けた人は95ドルで落札されると丸損です。儲けはなくなってもいいから100ドルのコールを入れます。

そうなると、95ドルを付けた人は、95ドル丸損です。不条理だとはわかっていても、95ドルの損失を5ドルの損失に減らそうと105ドルで入札します。

もう止まりません。損をすることがわかっていても、200ドルでも300ドルでも降りられません。600回実施して1度も落札額が100ドルを下回らなかったとのことです。落札できても損をするのがわかっていても降りられないのです。

改めて問題です「1万円札はいくらでしょう」。

--みょ そんなオークションには参加しないみょ

うん。冷静に考えればそうなります。でも、500円で1万円札が手に入るかもしれません。これが、100万円だったらどうでしょう。300円スタートの10億円だったら?

--ぎゃ 1ドル札オークション嫌いだみょ


投資のスペシャリストや経済専門家、金融のプロなどがトラップに引っかかるというのです。一度入札したら抜けられなくなる危険なオークションなのです。

結局。5ドルで100ドル札が買えるかもしれないという甘い罠と、最後に競り負けたらそれまでの入札額が丸損だという2つのルールだけで、いい大人が大きな損失に向かうのです。

この実験が本当に行われて、本当にプロたちが何十人も参加して600回実施されたかどうかはわかりませんが、実施すればトラップだとわかっていても損失に向かうように思います。何しろ宝くじが毎回飛ぶように売れるわけですから。
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もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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