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エクセルグラフの等高線 3軸のグラフが描けるけど

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図1:日経平均株価月足9年等高線

ちょっとドル・円の日足20年チャートを作成していて、ふと「等高線」を使ってみようかと思ったのです。グラフの種類を「等高線」に指定するだけです。


年間の動きが知りたかったので、第1軸に価格、第2軸に月日、第3軸に年を取って描画してみたら、処理が重くて全く動きません。

考えてみれば、毎年土日は変わるしうるう年もあるしってんで1年366日を20年ですから7000セル以上のグラフです。エクセルだって怒ります。

ということで使い慣れた折れ線グラフにしました。等高線グラフをあまり見ないのは処理が重いことが一因となっているのかもしれません。


んでも、せっかくある機能なのに使わないのはなんだか悔しい。ということで、日経平均の月足データを9年間等高線処理をしたのが図1です。

--みょ 何だかカラフルだみょ

うん。色がないととても動きがわかりません。カラフルになってはいますが、それでもよくわかりません。

ちなみに折れ線グラフだとこんな感じです。

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図2:日経平均株価月足9年折れ線

--みょ 折れ線のほうが見やすいけど、順番がわからないみょ

うん。等高線は3軸の3Dなのに対して折れ線は2軸の2Dです。年ごとの時系列は苦手です。

とは言っても、ディスプレイは2Dですので、3次元の表示には限界があります。


濃淡で表現してみるとこんな感じです。

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図3:図1の配色を濃淡に変更

--みゅぅ 図1とそれほど変わらないみょ

うん。もう少し領域を狭くして、グラデーションっぽくしたほうがいいのかもしれませんが、どんどん処理が重くなります。


2次元平面に3次元を表現しようというのですから、やっつけで扱えるほど単純ではなさそうです。

もきち♪は昔3次元CADの普及を推進していました。その時は、回転させることで2Dディスプレイでも容易に3Dのイメージをつかむことができました。くるくると。

回転させることができないと、もう少し見せ方の工夫が必要なのかもしれません。

日経平均が20年10ヶ月ぶりの高値となっています

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図1:日経平均月足25年チャート

本日2017年10月12日の前場で、20年10ヶ月ぶりの高値となる20,980.92円をつけました。


直近の日経平均は昨日まで7営業日連続上昇を続けています。年初来高値を更新してきて、本日前場で20年10ケ月前の1996年12月以来の高値となりました。

何しろ20年10ヶ月ぶりの高値ですから、過熱を示す指標には事欠きません。25日騰落レシオも120%まで上昇してきました。

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図2:25日騰落レシオ

上昇が続いて高値を更新しているのですから、過熱気味のサインが出るのは仕方がないのかもしれません。


ところが、株価収益率(PERに相当)は東証1部全体で約16倍、日経平均だと約15倍程度となっています。決して割高とはいえません。ちなみに年初は約17倍になっていました。

--みょ 株価が高くなったのにPERが下がっているの?

うん。日経平均のEPSに相当する利益が、どんどん上昇してきています。過去最高値を記録しています。

構成銘柄企業の利益に支えられた株価上昇なのです。

もちろん、過熱を示すサインも出ていますので、このまま上昇するとは限りませんが、決して今の水準が浮ついたものではなく、地に足が付いている上昇とも考えられると思います。


相場は常に正しいのです。

利益が過去最高になれば、株価が20年10ヶ月ぶりの高値をつけるのも当たり前なのです。

だからと言って、ここから買い進められるかと言われると別問題なのですが。

今さら聞けない 無形固定資産

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例えば、東芝<6502>が半導体メモリー部門(東芝メモリー)を売却して債務超過を解消するってなんだか変だと思うのです。


いや。これでももきち♪は中小企業診断士試験に合格しています。言っていることはわかります。

半導体メモリー部門は毎年利益を出しているから、資産の帳簿価格(簿価)よりも高く売れて、売却益(のれん代)が出ることで、債務超過が解消されるのです。

確かにおっしゃる通りです。でも、その後東芝<6502>が東芝メモリーを買い戻したらどうなるでしょう。


--みょ 元の木阿弥だみょ 債務超過だみょ

そうでしょうか。売却代金は約2兆円と言われています。それに対して、東芝<6502>の2017年6月30日時点の固定資産は約6,570億円となっています。

目一杯多めに見積もって、半分が半導体メモリー部門の資産で、その他もろもろ目一杯詰め込んでも東芝メモリーの資産は高々5,000億円程度だと考えられます。

残りの1.5兆円は「のれん代」です。購入した企業の損益計算書には2兆円で5千億円の資産と1.5兆円ののれんを買ったということで帳尻が合います。貸借対照表にも1.5兆円の「のれん」が計上されます。


そこで、東芝<6502>が売却代金をそっくりそのまま使って東芝メモリーを買い戻したらどうでしょう。

--みょ のれんが付いてくるみょ

うん。2兆円で5千億円の資産と1.5兆円の「のれん」を購入します。損益計算書も貸借対照表も購入した企業と同様の処理になります。今年度末の債務超過想定額は約5000億円ですので、いつの間にか約1兆円の資産超過になっています。

つまり、そのままだと債務超過になるところが、一度誰かに売却してそのまま買い戻すと債務超過が解消しているということになります。


--みゅっ! なんかインチキだみょ きっとダメだみょ!

う~ん。確かに納得はできないけれど、からくり上はそうなると思うのです。

納得できない原因は、貸借対照表の制度に問題があると思います。いや。貸借対照表はよくできているのですが、「無形固定資産」がうまく計上できていないのではないかと思うのです。

以前から、特許や本当に先進的な技術力や従業員のノウハウと言ったものの評価が低いと思っていました。低いというか、ほとんど計上されていないと思います。

本来2兆円の価値がある東芝メモリーなのに、貸借対照表に2兆円では計上できないのです。一度売却して初めて価値が確定するのです。おかしな話です。売却しなくても価値は変わらないはずです。

「知的財産権」ってのも確立しているようで確立できていません。例えば特許。研究開発を続けてやっと特許申請しても、その時点では登録されるかどうかわかりません。そしてその価値もその時点では確定しません。無形固定資産に計上しにくいのです。

でも、費用はどんどん出ていきます。だったら、毎年費用計上したほうが簡単だし、わかりやすいのです。

そういった積み重ねが1.5兆円なのです。

--みょ だったら1.5兆円を計上すればいいみょ

う~ん。でも、勝手に「のれん」を計上することは禁じられています。妥当性が担保できないのです。一度売却すれば「市場価格」が決まります。


別に東芝メモリーだけの問題ではないのです。製造業なら特許や技術者、小売業ならブランドや仕入れルート、すべての会社でノウハウと言った、貸借対照表に計上されていない資産というのがあります。

一度売却しないと価値が計上されないというのはとっても悲しいと思うのです。だからと言ってちゃんとした計上方法と言われるとノーアイデアなのですが。

神戸製鋼のデータ改ざんについての一考察

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図1:神戸製鋼<5406> 10:30現在の気配板(HYPER SBI)

この3連休に神戸製鋼<5406>がアルミ製品の強度などの性能データを改ざんしていたとのニュースが流れました。


大手自動車各社や航空機、果てはロケットまで神戸製鋼のアルミを使っていたとのことで、今後どこまで影響が広がるのかまだ把握できないでいます。

連休明けの本日(2017年10月10日)神戸製鋼<5406>は売り気配が続いて、ストップ安まで下落して、まだ寄り付いていません。

素材の性能データの改ざんですから、一筋縄ではいきません。何しろ、見てもわからないのです。

性能データの改ざんと言っても、別の材料をアルミと言い張っているのではないのです。素材の性能データですので、ちゃんと調べるには強度検査や摺動テストや成分調査など破壊検査が必要になります。

かと言って、使われている可能性がある製品をすべて回収して部品交換というのも難しい。使われている範囲が広すぎます。今日打ち上げられた「H2Aロケット」にも使われているとのことです。とても宇宙まで回収に行けません。

幅広く使われている素材で、性能は見ただけではわからないのです。


素材の性能は厄介です。もきち♪も機械設計者の時に痛い経験をしました。順調に生産していた製品が急にトラブルが連発しました。設計通りの性能が出ていません。慌てて他の方式に変更しました。

後で調べたら、ある部品が勝手に再生材を混ぜられて作られていたことが原因でした。何しろ見てもわからないのです。

今回は性能データの改ざんですが、素材そのものを設計者が知らないうちに勝手に変えられることがあります。例えばプラスチックだと、特定の性能を向上させるために添加剤を加えた材料があります。

添加剤は必要だから指定しています。でも、添加剤が入ると値段が上がります。そこで、海外の部品メーカーなどでは勝手に「こっちのほうが安いあるよ」とか言ってこっそりと材質を変えてしまうことがあるのです。

サイレントチェンジ」などと言われて問題になってきています。

見ただけではなかなかわかりません。でも、いつかはトラブルにつながります。それも、すぐにわかるトラブルだけではなくて、特定の条件でのみ発生するトラブルがほとんどです。そして、複雑な製品だと、どの部品が原因なのかを特定するのも大変です。

海外の部品メーカーは油断も隙も無いのです。そこで多少値段が高くても国内メーカーを採用したくなります。そこにきて今回のデータ改ざんです。困ったものです。


今回は単純なリコールというわけにはいきません。

何しろ、どの製品にどのロットのどのような素材が使われていて、その製品がどこにあるのか調べるだけでも大変です。自動車のように陸運局に届けられている製品ばかりではないのです。

どこまで影響が出るのかよくわからないのです。わかっているのは、神戸製鋼<5406>の信頼が落ちて、メーカーとしては使いにくいということです。

これから影響が明らかになってくるとは思いますが、今わかっているだけでも甚大なダメージがあることは間違いなさそうです。

後に続かなければいいのですが。

今さら聞けない 25日騰落レシオ

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図1:25日騰落レシオ

相場の過熱感を測る指標として「騰落レシオ」があります。


騰落レシオは値上がりした銘柄数を値下がりした銘柄数で割って求めます。値上がり銘柄数が多ければ大きくなって、値下がり銘柄数が多ければ小さくなります。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が同じなら100%となります。

数字が大きければ相場が過熱していると言えます。ところが、この騰落レシオというのは変動が激しい。

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図2:騰落レシオ

--みょ 1734%ってもうパーセントじゃないみょ 17倍だみょ

うん。120%を超えてくると過熱しているといわれていますが、とても100%近辺を詳しく見ることはできません。


ということで、1日の騰落レシオではなくて、連続した営業日の騰落レシオが使われます。特に、単に「騰落レシオ」と言う場合には「25日騰落レシオ」を指す場合が多いようです。

--みょ 移動平均?

う~ん。考え方は移動平均に似ていますが、騰落レシオの移動平均だとちょっと思ってたんと違います。

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図3:25日騰落レシオ

--みゅ? ずっとプラスだみょ ずっと過熱しているみょ

うん。全ての銘柄が値下がりすると0%なのに対して、すべての銘柄が値上がりすると無限大です。この6ヶ月でも最高1734%です。不公平です。

そこで、騰落レシオの移動平均を取るのではなくて、その期間全体の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って求めます。「25日騰落レシオ」だったら、25日間の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って求めます。


何の断りもなく「騰落レシオ」と言った場合には、この25日間の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った「25日騰落レシオ」のことを言っている場合が多いと思います。

120%を超えて来たら過熱感が出ていると言えます。今はかろうじて120%を切ってきましたが、ここのところ高い状態が続いています。何かきっかけがあると全面安になるのかもしれません。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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