10
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

窓を窓で返す アイランドリバーサルとは?

キャプチャ
図1:日経平均日足6か月チャート+価格帯別出来高

日経平均が荒れています。上昇したと思ったら下落して、毎日ジェットコースターみたいな相場が続いています。


直近では上昇して6か月高値を付けたと思ったら、結局元の水準に戻っています。

そして、上昇でも下落でも窓を開けています。

--みょ 窓を開けて上昇したところで窓を開けて下降しているみょ

うん。窓を窓で返したということです。今回の上昇分は、チャートのほかの部分にはつながっていない離れ小島のようなチャートを形成しています。アイランドリバーサルです。


--みゅぅ んでもよく見ると水準はずれているみょ 島じゃないかもだみょ

うん。確かにそうなのですが、図1で価格帯別出来高を見ると、窓を開けたあたりでぽっかりと開いています。ただし、この価格帯別出来高は便宜上終値ベースで作成してあります。

ローソク足と価格帯別出来高を考えると、仕組み上陽線をつけて上昇したところでは、馬忠の取引がカウントされていません。とはいっても出来高が少ないということは言えます。


アイランドリバーサルが現れると、下降の場合には底打ちで、上昇の場合は天井だと言われています。

今回は上昇で表れていますので、天井となるのかもしれません。

ただ、価格帯別出来高を見ると、窓のあたりではほとんど取引されていない真空地帯のようになっていますので、再度この水準を上抜けると、一気に直近高値まで上昇するのかもしれません。


チャートの分析はゼロから始めるテクニカル分析編で展開するとして、ここでちょっと唐突に価格帯別出来高グラフを使いました。

--みょ むか~し見たことがあるみょ

うん。以前一度作成方法を確認しましたが、機会を見てまた作成方法を確認してみたいと思います。

需給ギャップとGDPギャップと産出量ギャップって同じ意味ですってよ。

キャプチャ
図1:日本の需給ギャップ四半期データ30年推移

日本のGDPギャップがプラスになってきたから、景気がよくなって人手不足につながっているって話を聞きました。


このGDPギャップというのは実際のGDPと潜在GDPの差です。

--みょ GDPって発表されるけど、潜在GDPって聞いたことがないみょ

うん。潜在GDPというのは、潜在能力として備えているGDPで、完全雇用などの時に生産される総供給のことです。ポテンシャルGDPとも言われます。

実際のGDPから潜在GDPを引いた差がGDPギャップです。実際には実数ではなくてGDPギャップを潜在GDPで割った割合(パーセント)で評価することが多いと思います。

プラスならば潜在能力よりも実際のほうが多いのですから、経済は好調だと言えます。インフレギャップです。マイナスだと需要が生産能力よりも少なくて物が売れていない状態ですのでデフレギャップといわれています。


GDPギャップは需要ギャップとか産出量ギャップとも呼ばれています。

これを計算するには潜在GDPが必要ですが、この潜在GDPというのは客観的に公表されるものではありません。何しろ潜在なのです。

--みょ んじゃあ計算できないみょ

うん。でも、一応内閣府とかが推計して、景気判断に使われています。GDPギャップも需給ギャップとして日本銀行から「 需給ギャップと潜在成長率」して公表されています。


30年推移を表したのが図1です。

今は、リーマンショックからの立ち直り途中にあると考えられます。2年ほど前からプラスになっています。インフレギャップです。

潜在GDPよりも実際のGDPが上回っていますので、人手不足で景気は好調だということです。

GDPギャップを見てみると、労働状況も見えてくるのかもしれません。

今さら聞けない シェアリング・エコノミー

キャプチャ
図1:ニュービートルカブリオレのカブたん

昔。能天気な車に乗っていた時。天気がいい日の夕方に、コンビニで知らないおじちゃんから「しまったなぁ こんな天気のいい日はこの車を借りてドライブに行けばよかった~」と言われたことがありました。


--みょ マブダチ?

いえ。初めて見る知らないおじちゃんです。もちろん、いきなり「車を貸してほしい」と言われても大事な車を貸したりしません。

その時は「変なおじちゃんだなぁ」と思っていたのですが、今考えると、当時はまだ影も形もなかったカーシェアリングの考え方を取り入れた最先端のスーパーおぢちゃんだったのかもしれません。

カーシェアリングって大切な車を人に貸すとか、よそ様の大切な車を少額のお金で借りるとか、もきち♪の頭では理解の範囲を超えています。

--みょ 今は大企業が専用の車を準備して会員を募って短時間貸し出しているみょ

うん。それならわかります。レンタカーの短時間版です。でも、本来のカーシェアリングって少し違うように思います。


本来は、今はやりのシェアリング・エコノミーの自家用車版だと思うのです。

シェアリング・エコノミーに対しては総務省が見解を公開しています。

キャプチャ
図2:総務省 平成27年版 情報通信白書 第2部 ICTが拓く未来社会

(1)シェアリング・エコノミーとは
「シェアリング・エコノミー」とは、典型的には個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスであり、貸主は遊休資産の活用による収入、借主は所有することなく利用ができるというメリットがある。

引用:同上

つまり、個人が保有する遊休資産を貸し出すのが典型だといっています。ということは、「平日の昼間使わない自家用車があるからちょっと貸してあげるよ(カーシェアリング)」とか「離れが一部屋空いているから泊ってもいいよ(民泊)」とかだと思うのです。

だから、大企業が貸すために準備した自家用車を短時間単位で貸すのはシェアリング・エコノミーの典型ではないということです。


もっと言うと、典型的には「個人の」遊休資産なのです。個人が遊休資産を貸し出して、使うのもやっぱり個人なのです。

ここで、いろいろと気になることがあります。借りる側の個人は多くがプライベートだと思います。そうだとすると、領収証を提出して経費で処理するってこともなさそうです。

貸すほうだって、たまたま使っていない自家用車を貸してちょっとお礼をもらったからと言って確定申告しているとは思えないのです。例えばサラリーマンならば「雑所得」として申告する必要があると思うのです。繰り返し所得があるのなら事業として届ける必要があると思います。
※もきち♪は税金の専門家ではないので、申告する場合は税務署などにご確認ください。


税務署は、とてもちゃんと把握できているとは思えないのです。それどころか、誰もシェアリング・エコノミーの実態を把握できていないのはないかと思います。

例えばGDP。カーシェアリングや民泊やフリーマーケットで個人間がやり取りしても、GDPには反映されていません。何しろ把握しようがないのです。

GDPに対して無視できるボリュームならいいのですが、個人的な肌感覚では現在でも数パーセント(5~50兆円)になっていると思います。そろそろ何かしらの形で把握したほうがいいのかもしれません。


実はもきち♪もシェアリング・エコノミーと無縁ではありません。

--みょ 大事な車?

いえ。もきち♪の場合はネットでお仕事をもらうことが多いのです。クラウドソーシングというのがしっくりくるのですが、どうやら「自由業」と呼んでいたのが、「ノマドワーカー」なんてしゃれた言葉が使われて、「クラウドソーシング」となって、今は「シェアリング・エコノミー」の一部となっているようです。

何しろ総務省の見解でも「遊休資産(スキルのような無形のものも含む)」となっています。

--みょ んでも遊休スキルじゃないみょ 本業だみょ

うん。ですから、もきち♪(MOP:mokichi office partners)は個人事業として届け出て、毎年事業所得として青色申告しています。

まぁ。実態は申告する収入が少しあれだったりするわけですが。

今さら聞けない 相関係数

キャプチャ
図1:2018年7月 各指標の相関係数

日経平均株価もTOPIXも日本の株式市場を表す指標ですから、同じように動くことが多い。上昇も下降も。


とは言っても、採用銘柄が違いますし、計算方法が違いますので全く同じ動きをするわけではありません。いや。まったく同じ動きをするのならどちらか一つだけでいいのです。

特に、黒田おじさんが「日経平均よりもTOPIXを買うみょ」って言えば大手銀行株が買われてTOPIXが元気になったりします。

TOPIXだけじゃありません。日本株はダウの動きに大きく影響されますが、それもほぼ同じ動きをするときもあればあまり影響を受けない時もあります。

ドル円相場もドル高円安に動けば日本株の主力である輸出関連株が買われて日本株は上昇すると期待されますが、関連の強い時と弱い時があります。

なにしろそれぞれ別の相場で、別の指標なのです。


この関連の強さはその時々で変化します。傾向は同じでも、その時々に投資家が気にしている内容によって、何と何が連動が強いというのが変化します。

この変化は、個々の指標のチャートを見ていただけではわかりにくい。

--みょ 相対チャートで見るみょ

う~ん。個々のチャートで見るよりは相対チャートで見たほうが分かりやすいのですが、それでも感覚的なもので、「全然関連しない」か「ものすごく関連している」かしかわかりません。

--みょ カイリ率?

うん。まだ乖離率のほうがいいかもしれませんが、計算が面倒な割に例えば「2018年7月の日経平均はどの指標と関連が1番強かったか」なんてことはわかりません。


そんなときに使えるのが、「相関係数」です。相関係数はどれだけ同じような動きをしたのかってのを表す係数で、-1から1の間の値です。

正ならば相関があって、負ならば逆の相関があります。まったく同じ動きをしたら「1」で、全く逆の動きをすれば「-1」で、全く無関係の動きをすれば「0」です。

絶対値が「0.2以下」なら相関がなくて、「0.4」までは弱い相関、「0.7」までが相関があって、「0.7」を超えたら強い相関があると言われます。

調べたい2系列の共分散をそれぞれの変数の標準偏差で割って求めます。

--みょ むりっ!!

うん。エクセルに関数が用意されています。


エクセルでは「CORREL関数」を使います。書式は「CORREL(配列 1, 配列 2)」です。

キャプチャ
図2:CORREL関数の設定

これならば、それぞれの指標が用意できればすぐに計算できます。


ということで、図1を見るとドル円だけ関連が弱いようです。

--みょ 半分暗いみょ 見にくいみょ

うん。2要素の関連を示す数字ですから、片側だけでいいのです。

ただ、日本株と海外株の指数は時差分のタイムラグがありますので、日足では厳密な相関関係を表していないのかもしれません。

でも、お手軽に相関度合いを調べるには便利な係数だと思っています。

キャズム理論とは? 夏休みの読書感想文 その1

キャプチャ
図1:イノベーター理論の5分類

えらいもので【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されています。


とはいってももきち♪です。ひよこ投資家™ですので、FISCOさんから、これでも読んで勉強しなさいってんで、「【ザ・キャズム】今、ビットコインを買う理由」って本をいただきました。

 

さあ読もうと思ったのですが、そもそもキャズムって何?と固まってしまいました。

--みょ タイトルもわからないんじゃ読む資格がないみょ

うん。さすがにタイトルの意味が分からなくては安心して読めません。


ということで、検索してみました。bingで。キャズム。

キャズムってのは「溝」って意味だということです。そして、マーケティングではイノベーション普及のボトルネックとなる、イノベーター理論の初期少数採用者(アーリーアダプター)から初期多数採用者(アーリーマジョリティ)に移行する「溝」のことなのです。

図1がイノベーター理論の5分類です。他の分類を乗り越えるときにも「壁」はありますが、アーリーアダプターからアーリーマジョリティに移行するのが一番大変で、特別にキャズム(溝)と呼ばれているようです。

そして、図1を見ても、普及のためには一番大切な境界だといえます。

キャプチャ
図2:キャズム


ということで、タイトルもわかりましたので安心して読み進められます。

ちょうど夏休みシーズンですので、その2から読書感想文を書いてみます。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


キャプチャ
もきち♪への直通メール

スピンオフサイト

ブログ内リンク

全ての記事を表示する
データをダウンロードできるサイト一覧  シーズン2
エクセルでチャートを描いてみよう

ブログ内検索

過去の記事

全ての記事一覧

カテゴリ

最新記事








使っている証券会社

スポンサードリンク

おすすめ



カンファレンスバナー

アフィリエイトフレンズ

クラウドソーシング「ランサーズ」

広告