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企業決算短信の抜粋表を作成しよう その15

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図1:データを更新して「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している企業を抽出

エクセルで3月決算企業本決算短信の抜粋表を作成しました。その14までで「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している企業と「増収減益」の企業を抽出しました。


5月15日まで3月決算企業の本決算が続きましたので、データを最新に更新したのが図1です。

--みょ ざっくりしているみょ

うん。今まで書いたことの繰り返しですので、ここではざっくりと割愛して進めます。


「変化率」が「1」よりも小さい銘柄が抽出できました。でも、「売上高」よりも「経常利益」がぎりぎり多かった銘柄と、「増収減益」となった銘柄を一緒にはできません。

--みょ 五十歩百歩だみょ

うん。でも五十歩と百歩では倍違うのです。大きな違いです。

ということで、「変化率」で並べ替えてみます。

「変化率」右の「▼」マークをクリックして「昇順」を選択します。

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図2:変化率での並べ替え

「売上高」の増減に対して「経常利益」が大きく減少した順番に並べ替えられました。


今回は「売上高」の増減と「経常利益」の増減で一覧表を作成しました。

これは決算の一部分しか評価できていません。例えば「経常利益」の減少が「売上高」そのものに対する割合も見ないといけません。また、「純資産」の増減も気になります。

でも、この表ができていれば、これらのリストも「フィルター」で簡単に作成できます。

今回の決算で目立ったのが、原油などの資源価格上昇と人件費上昇による費用の上昇です。業種によっては「売上高の減少」を超えて「経常利益の減少」があっても仕方がないのかもしれません。

といった評価も、まずはこの表を作成してからだと思っています。一度作成してみてはいかがでしょうか。

企業決算短信の抜粋表を作成しよう その14

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図1:減益企業の抽出

エクセルで3月決算企業本決算短信の抜粋表を作成しています。その13で「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している企業を抽出する準備が整いました。


「経常利益」右の「▼」をクリックしてメニューから「数値フィルター」をクリックします。表示されたメニューから「指定の値より小さい」を選択します。

「オートフィルターオプション」ウィンドウで「0」を入力して「より小さい」が選択されていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。

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図2:「0」より小さい


「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している企業を抽出します。その13で「売上高の変化額」を「経常利益の変化額」で割って「変化率」を算出しました。

「売上高の減少」を超えて「利益が減少」しているということは、分子(売上高の減少)よりも分母(利益の減少)のほうが大きいということですから、「変化率」が「1」よりも小さいということになります。

また、売上高が伸びているのに利益が減っている「増収減益」の場合には「変化率」がマイナスとなりますので、これも「変化率」は「1」よりも小さいということです。

ということですから今抽出できている「減益企業」から「変化率」が「1」よりも小さい企業を抽出ことになります。


「変化率」右の「▼」をクリックしてメニューから「数値フィルター」をクリックします。表示されたメニューから「指定の値より小さい」を選択します。

「オートフィルターオプション」ウィンドウで「1」を入力して「より小さい」が選択されていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。

「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している企業と、「増収減益」企業とが抽出できました。


ここまでで、経常利益が減少している「減益企業」のうち、売上高の減少を超えて経常利益が減少している企業を抽出できました。

ただ、本日5月15日まで決算短信が続いています。明日5月16日にはひと段落しますので、その15でデータを更新して評価していきます。

企業決算短信の抜粋表を作成しよう その13

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図1:フィルター

エクセルで3月決算企業本決算短信の抜粋表を作成しています。その12で「フィルター」を設定して、「経常利益」を利用して評価することにしました。


そして、経常利益が増加している「増益」の場合は増益幅が小さくても気にしないこととしました。ということで、まずは「経常利益」が昨年よりも減少している「減益」の企業を抽出します。

「経常利益」右の「▼」をクリックしてメニューから「数値フィルター」をクリックします。表示されたメニューから「指定の値より小さい」を選択します。

「オートフィルターオプション」ウィンドウで「0」を入力して「より小さい」が選択されていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。

昨年よりも「経常利益」が減少している「減益」企業が抽出できました。


「減益」となっている企業から、「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している企業を抽出したいと思います。

そこで、一度「フィルター」を外します。「データ」タブの「フィルター」を選択して「フィルター」を外します

--みょ せっかく設定したのにもったいないみょ

うん。「減益」が簡単に抽出できることが確認できたので、今度は「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している企業も一緒に抽出することにします。

「売上高の減少」を超えて「利益が減少」しているというのは、売上高の変動額と利益の変動額の差を求めますが、ちょっとだけ超えている場合と大幅に超えている場合では区別したい。ということで、ここでは金額ではなくて比率で求めることにします。


「Y2」セルに「変化率」と入力して「Y3」セルに「売上高」と「経常利益」の比率となる「=S3/U3」を入力して、下までコピペします。

下まで入力出来たらもう一度「データ」タブの「フィルター」を選択してオートフィルターを設定します。

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図2:フィルターの設定


ということで準備ができましたので、その14で抽出を続けていきます。

企業決算短信の抜粋表を作成しよう その12

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図1:2年の金額差

エクセルで3月決算企業本決算短信の抜粋表を作成しています。その11で2年分の金額差一覧を作成しました。


番外編で確認したように「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している場合には注意が必要ということでピックアップしていきます。

--みょ 利益が増加したときは見なくていいの?

うん。利益が増加して「増益」となっていれば多少広告宣伝費が増えたり、ボーナスを出したり、納入単価を値上げしたりといった原価が上昇するのも企業の務めだと思っています。増益ならば良しとしたいのです。

ただ、売上高が伸びて「増収」利益が減った「減益」「増収減益」の場合はしっかりとチェックする必要があります。


ということで、利益が減っている「減益」の銘柄をチェックします。

例によって「フィルタ機能」を使います。数字が入っているセルを選択して「データ」タブの「フィルタ」をクリックします。

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図2:フィルタの設定


ところで、この一覧表でも「利益」として「営業利益」「経常利益」「純利益」の3つが並んでいます。「利益」は一つではないのです。

どの利益を使うのかは用途と好みだったりします。以前「企業情報の業績の見方 一口に利益と言われても」で書いてみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。

もきち♪は毎年発生する科目の「経常利益」がお気に入りですので、「利益」は「経常利益」で進めたいと思います。

--みゅぅ ちゃんと理由を説明して決めないと無責任だみょ

う~ん。「営業利益」とは悩むところです。どちらでもいいのかもしれません。ただ、「純利益」ではリストラ費用や不動産売却益などの一時的な収支が含まれますのであまり向いていないと思います。


ということで、その13から「経常利益」を使って評価していきます。

企業決算短信の抜粋表を作成しよう その11

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図1:2年分の決算一覧

エクセルで3月決算企業本決算短信の抜粋表を作成しています。その10で決算一覧を作成しました。そして、番外編で売上高と利益の関係を確認しました。


今回2年分の決算短信を一覧にしましたので、この2年の変化を評価することとします。

番外編で確認した、「売上高の減少」を超えて「利益が減少」している場合には注意が必要ということに注目していきたいと思います。

もちろん、売上高が増加「増収」して、利益が減少「減収」している「増収減益」も同時に抽出します。


ということで、まずは2年分の決算情報を比較します。絶対値による影響を抑えるためには比率で見たくなりますが、今回は売上高の変化額と利益の変化額を比較したいので、単純な差を計算します。

単純な差ですので、数式は「=2018年3月期の値-2017年3月期の値」となります。

項目名は「S1」セルから「X1」セルを結合して「2年の差」として、各列の2行目に「L2」セルから「Q2」セルまでをコピーして「S2」セルに「値のみ」で貼り付けておきます。


「S3」セルを選択して「=」を入力します。そのまま2018年3月期「売上高」が入力されている「F3」セルを選択して「-」を入力して2017年3月期「売上高」が入力されている「L3」セルをクリックして「Enter」キーを入力して数式を確定します。

=F3-L3」が入力できました。入力した「S3」セルの右下「■」を「X3」までドラッグしてオートフィルで埋めていきます。


「S3」から「X3」セルまで選択した状態で「Ctrl」キーを押したまま「C」キーを押してコピーします。「R3」セルなどを選択して「Ctrl」キーを押したまま下矢印「↓」を押して最下行に移動します。最下行の「S列」セルを選択して「Ctrl」キーと「Alt」キーを押したまま上矢印「↑」を押して「Ctrl」キーを押したまま「V」キーを押して貼り付けます。

--みょ またややこしいみょ 印が結べないみょ

うん。要するに数式を1行分コピーして一番下まで貼り付けるってことです。落ち着いてやれば大丈夫です。

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図2:数式のコピペ


2年の差が算出できましたので、その12で売上高の変化と利益の変化を評価していきます。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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