06
   

エクセルでチャートを描いてみよう その34

キャプチャ
図1:作成したローソク足チャート

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その33でローソク足チャートを作成しました。


いつものようにローソク足チャートを整形していきます。

まずはエクセルに日付として解釈されている横軸です。

--みょ 日付だから日付でいいみょ

いえ。日付として認識されると、東証がお休みの土日祝日まで目盛りを振られてしまいます。それでは隙間が空いてしまいますので、あくまでも取引日だけのチャートとしたいのです。

ということで、横軸を「テキスト軸」に変更します。横軸の日付で右クリックして「軸の書式設定」を選択します。

右側の「軸の種類」から「テキスト軸」を選択します。

キャプチャ
図2:テキスト軸への変更


「凡例」は不要ですので削除します。「グラフ要素」で非表示にするのもいいかと思いますが、ローソク足の凡例は使うことはないと思いますので、選択して削除します。

続いて縦軸を調整します。縦軸は自動で調整されていますが、今後重ねていきますので、同じ数字でも明示的に入力しておきます。今回は最小値を6000に、最大値を8000に設定します。

キャプチャ
図3:凡例と縦軸の調整


グラフを重ねるには横軸と縦軸をきっちりと合わせることが必要です。これで横軸と縦軸は設定できましたので、その35で重ねるための下準備を進めます。

エクセルでチャートを描いてみよう その33

キャプチャ
図1:移動平均計算シート

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その32で5MA、25MA、75MA3期間の移動平均を表示しました。


ここからローソク足と移動平均と出来高のチャートを作成していきます。

ここでまた良い知らせと悪い知らせがあります。

--みょ 良い知らせからきくみょ

本当に?

--みゅぅ やっぱり悪い知らせからきくみょ

うん。ローソク足と、移動平均線と、出来高はそれぞれ別にグラフ化して重ねる必要があります。

--みゃっ 面倒だみょ 良い知らせは?

うん。一目均衡表で使った手法の応用で3つのグラフを重ねることができます。


3つのグラフを作成して重ねますので、どのグラフから作成してもいいのですが、移動平均線は少し厄介ですので、まずはローソク足チャートから作成していきます。

「日付」と入力されている「A1」セルを選択して、「終値」が入っている最終行の「E251」セルを「Shift」キーを押したままクリックして日付と4本値を選択します。

「挿入」タブのグラフ領域から「おすすめグラフ」アイコンを選択して「グラフの挿入」ウィンドウで「すべてのグラフ」タブを選択して、左メニューから「株価」を選択してローソク足のアイコンを選択して「OK」ボタンをクリックします。

キャプチャ
図2:グラフの挿入ウィンドウ


ローソク足チャートが作成できました。

キャプチャ
図3:作成したローソク足チャート

ただ、このままでは少し扱いにくいので、その34からいつものようにお化粧していきます。

エクセルでチャートを描いてみよう その32

キャプチャ
図1:200MAだとエラー

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その31でもしも何かしらのエラーなら「NA()」を入力することとしました。


--みゅぅ 何かしらのエラーってもやっとしているみょ

うん。エクセルには「もしも何かしらのエラーなら」という処理を担当する関数があります。「IFERROR」関数です。

書式は「IFERROR(値, エラーの場合の値)」です。

ここで、「エラーの場合の値」は「NA()」とすることとしました。「値」は「AVERAGE(OFFSET($E131,,,-O$1))」です。


ということで、「O131」の計算式は「=IFERROR(AVERAGE(OFFSET($E131,,,-O$1)),NA())」となりました。

200MAを計算してみます。

キャプチャ
図2:移動平均のエラー処理

--みょ #REF!が#N/Aに変わっただけだみょ

うん。グラフで空白として処理されるようになったという大きな変化です。

小数点で入力したときとかはまだ弱点ですが、一応ありそうな移動平均は計算できるようになりましたので、エラー処理はここまでとしておきます。


200MAを5MAに戻して、他の移動平均セルに埋めていきます。25MAと75MAは「O131」セル右下のハンドル「■」をドラッグしてオートフィルで埋めていきます。

下の行までもオートフィルでもいいのですが、行が多いので、コピペで埋めます。「O131」から「Q131」セルまでをドラッグして選択したら「Ctrl」キーを押したまま「C」キーを押してコピーします。

「転換線」をクリックして「Ctrl」キーを押したまま下矢印「↓」キーを押して「H251」に移動します。「O251」を選択して「Ctrl」キーと「Shift」キーを押したまま上矢印「↑」キーを押します。「Ctrl」キーを押したまま「V」キーを押して貼り付けます。

キャプチャ
図3:移動平均計算式のコピペ


移動平均の計算が終了しました。

その33からチャートの作成に入ります。

エクセルでチャートを描いてみよう その31

キャプチャ
図1:移動平均の計算式

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その30で移動平均計算式の参照を整備しました。


絶対参照に変えたことで移動平均の式も少し強くなりましたが、まだ不十分です。

今の計算式では、移動平均の見出しで移動平均期間を変更することができます。
キャプチャ
図2:5MAを25MAに変更

--みょ 便利だみょ 強いみょ

うん。でも、計算できないような値、例えば200MAを表示させようとすると、エラーが表示されます。

キャプチャ
図3:200MAだとエラー

--みょ 200MAが計算できないと困るみょ 悲しいみょ

うん。200MAの計算だけなら4本値データをもっと長めにダウンロードすればいいのですが、それでは他のエラーには対応できません。


ということで、エラーの処理を指定します。

200MAだけじゃなくて、いろいろなエラーに対応できるとありがたい。

もしも何かしらのエラーだったら、穏便な処理をするということです。穏便な処理というのは、グラフに影響を与えないということです。「0」とかではだめです。グラフでは空白と処理させたいのです。

とはいってもセルに計算式が入っているのですから、空白ではありません。あくまでもグラフに空白と処理させるだけです。

グラフで空白と処理させるには「NA()」を入力するのがお手軽です。表示は「#N/A」となります。結構使い勝手がいいのです。

--みょ 表示がエラーみたいでおしゃれじゃないみょ

うん。見た目を整えるのなら、フォントを白にするとかする必要がありますが、今回ほしいのはあくまでもチャートですので、表示はそのままにします。


エラーの場合の処理が決まりました。

その32で「もしも何かしらのエラーだったら」というところを考えていきます。

エクセルでチャートを描いてみよう その30

キャプチャ
図1:とりあえず計算した移動平均

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その29でとりあえず移動平均を計算しました。


でも、このままでは弱いので、コピペできません。

--みょ 弱い?

うん。特定の条件だけで成り立つ式なのです。ちなみに、オートフィルで下に埋めてみます。

キャプチャ
図2:オートフィルで下に埋めた式


--みょ 壊れたみょ 失敗だみょ

うん。今の式では2行目からは使えません。2行目となる「O132」の式がどうなっているのか確認すると「=AVERAGE(OFFSET(E132,,,-O2))」となっています。

「OFFSET」関数の引数「E132」は132行目の終値ですからこれでいいのですが、もう一つの「O2」には何も入っていません。

本来ここは「O1」と1行目を参照したいのです。これはセルが相対参照なので、オートフィル機能で変更されているのです。

ということで、どうやら「O1」は行を固定する絶対参照とする必要がありそうです。

--みょ 行だけ固定?

うん。ほかの列にも使いたいので、行だけ固定します。「O131」セルの計算式から「O1」を選択して「F4」キーを2回押して行だけ固定の「O$1」と指定します。


「E131」の終値も、ほかの列での流用を考えると終値が入っている「E」列を固定するために、「E131」を選択して「F4」を3回押して「$E131」とします。

ということで、「O131」セルの計算式は「=AVERAGE(OFFSET($E131,,,-O$1))」となりました。


--みょ できたみょ どんどん埋めていくみょ

う~ん。相対参照よりは強くなりましたが、まだ弱いのです。

ということで、その31でもう少し強くしていきます。

エクセルでチャートを描いてみよう その29

キャプチャ
図1:移動平均期間見出しセル

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その28で移動平均期間の見出しセルを設定しました。


移動平均を計算する方針を考えます。

--みょ 平均だから全部足して個数で割るんだみょ

うん。Microsoft Excelには平均を求める関数として「AVERAGE」関数が用意されています。

書式は「AVERAGE(数値 1, [数値 2], ...)」となります。

--みょ ひとつずつ指定するのは面倒だみょ

いえ。引数の「数値」にはセル範囲を指定することができます。平均を求めたいセルをいっぺんに指定できます。

--みゃ 5MAなら5ついっぺんに指定するみょ

うん。前回入力した移動平均期間見出しセルの数字で範囲を指定したいと思います。


終値を指定した個数分指定して移動平均を求めたいということになります。

指定した範囲のセルを指定する方法はいくつかありそうですが、もきち♪は「OFFSET」関数が使いやすいと思って常用しています。

書式は「OFFSET(基準, 行数, 列数, [高さ], [幅])」となります。

引数前半の「基準, 行数, 列数」で範囲の最初のセルを指定して、後半の「[高さ], [幅]」で参照する範囲を指定します。

今回は、移動平均を入力する日の「終値」から上に「移動平均期間見出しセル」の数字分の範囲ということになります。

ということで、例えば「O131」は、「OFFSET(当日の終値,当日の行,終値の列,-移動平均期間見出しセルの値,幅は1)」となります。ここで、基準と同じ行と列と、幅が1というのは省略できます。

以上から、「O131」で参照する範囲は「OFFSET(E131,,,-O1)」となります。

--みょ 入力するみょ

うん。でも、まだ範囲を決めただけです。この範囲は「AVERAGE」関数の引数となります。

--みゃ んじゃあAVERAGEに入力するみょ

うん。とりあえず「 =AVERAGE(OFFSET(E131,,,-O1) 」となります。


一応移動平均が計算できましたが、これではまだ弱い。

--みょ 弱いの?

うん。このままではコピペできません。また、予定している5MA、25MA、75MAとかならいいのですが、例えば200MAを計算しようとすると少しややこしくなります。

--みゃ 200MAも使いたいみょ 困るみょ

ということで、その30で少しエラー処理を施します。

エクセルでチャートを描いてみよう その28

キャプチャ
図1:トヨタ自動車<7203>  日足6カ月一目均衡表

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その27で一目均衡表を仕上げました。


一目均衡表はここまでにして、ローソク足と移動平均と出来高のチャートを作っていきます。

まずは移動平均を計算します。

移動平均線は、5日、25日、75日あたりを表示したいと思いますが、時には200日移動平均線なども確認できるようにしたいと思います。

--みょ なんだかややこしそうだみょ

う~ん。1つ設定すればあとはコピペするだけです。ややこしいようなら同じ列に「AVERAGE」関数で平均値を入力すれば期間固定の移動平均が入力できます。

ここでは期間を指定するセルの数字を変えれば好きな期間での移動平均が表示されるように作成していきます。


期間を指定するセルは1行目の列見出しを利用したいと思います。「O1」セルに「5」、「P1」セルに「25」、「Q1」セルに「75」を入力します。

--みょ 数字だけだと何のことだかわからないみょ

うん。これで移動平均の期間を指定しますので、「5」と入力したら「5MA」と表示されるようにします。

「O1」セルから「Q1」セルまでをドラッグして選択して、右クリックして「セルの書式設定」を選択します。

キャプチャ
図2:セルの書式設定

「セルの書式設定」ウィンドウで「表示形式」タブの「分類」から「ユーザー定義」を選択して「種類」の窓に「G/標準"MA"」と入力して「OK」ボタンをクリックします。

キャプチャ
図3:セルの書式設定


移動平均期間を指定する見出しセルが設定できました。

キャプチャ
図4:移動平均期間見出しセル

その29で移動平均の計算に入ります。

エクセルでチャートを描いてみよう その27

キャプチャ
図1:一目均衡表

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その26で一目均衡表のお化粧を進めました。


お好みで「凡例」も着色します。個人的にはプロットエリアとグラフエリアの境目にかかると凡例が見にくくなるので、凡例の背景も色を付けるほうが見やすいと思っています。

キャプチャ
図2:凡例背景の着色


一目均衡表はここまでにしてローソク足チャートを仕上げていきます。一目均衡表のグラフタイトルの右あたりで右クリックして「最背面へ移動」から「最背面へ移動」を選択します。

キャプチャ
図3:最背面へ移動

ローソク足チャートが前面に表示されました。


ローソク足チャートの枠線を消去していきます。ローソク足チャートのプロットエリアで右クリックして「枠線」を選択します。表示されてメニューから「線なし」を選択して枠線を消去します。

キャプチャ
図4:枠線の消去

グラフエリアの枠線も残っていますので、同様に「線なし」に指定します。

一目均衡表が整いました。ここで修正したい場合にはまた前面背面をうまく入れ替えてお化粧を仕上げます。個人的にはMOP(Mokichi Office Partners)のロゴを入れて完成です。

キャプチャ
図5:一目均衡表


一目均衡表は仕上がりましたので、その28からローソク足と移動平均と出来高のチャートを作成していきます。

エクセルでチャートを描いてみよう その2

キャプチャ
図1:一目均衡表

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その25で一目均衡表を前面に、ローソク足チャートを背面に設定できました。


ここから一目均衡表を仕上げていきます。まずは、「グラフタイトル」を入力します。図1のようにグラフタイトル部分を選択して「トヨタ自動車<7203>  日足6カ月一目均衡表」と入力します。

続いてグラフタイトルの右あたりで右クリックして「グラフエリア」が選択されていることを確認して「塗りつぶし」を選択してお好みの色を選択します。

キャプチャ
図2:グラフエリア背景色の設定


今まで一目均衡表の要素はデフォルトの色と太さで進めましたが、ちょっと存在感が強くてローソク足と重ねるとうるさすぎると思います。

--みょ 個人的な見解だみょ

うん。お好みでいいのですが、念のために変更手順も確認します。

変更したい要素で右クリックします。遅行スパンを例に進めます。右クリックしたメニューで右上に「系列"遅行"」と表示されていることを確認します。

「データ系列の書式設定」を選択して右側のメニューからインクバケツを肩抜けたようなアイコンを選択して「線」のメニューで「色」と「幅」を指定します。

キャプチャ
図3:データ系列の書式設定


ここでは茶色を選択して幅を1.25ptに設定しました。

お好みで他の要素も変更します。雲は「塗りつぶし」で指定します。

--みょ 上手に選択できないみょ

うん。その場合は右上の選択された要素を変更して目的の要素を選択します。

控えめな一目均衡表が出来上がりました。

キャプチャ
図4:一目均衡表


一目均衡表のお化粧が済みましたので、その27でローソク足チャートと重ねて仕上げていきます。

ここで仕上がらなくても、ある程度設定できれば前面と背面を入れ替えて後からでも仕上げができますので、ここではほどほどの完成度で構いません。

エクセルでチャートを描いてみよう その25

キャプチャ
図1:一目均衡表と背景を透明にしたローソク足

改めてエクセルでチャートを描く手順を確認しています。その24でローソク足チャートの背景を透明にしました。


--みょ 位置が適当だみょ ずれているみょ

うん。位置を合わせておきましょう。一目均衡表の着色したプロットエリアとローソク足のプロットエリア枠線の左上の位置を合わせて、ローソク足右下をドラッグして合わせていきます。

キャプチャ
図2:位置の調整

--みょ なんだかいい加減だみょ

うん。そのために軸を合わせています。厳密に合わせたければ、表示を拡大してきっちりと合わせればいいのです。手書きよりもよっぽどしっかり合います。


ここで、例えば雲の塗りつぶしの色を変更しようとしてクリックすると、ローソク足のプロットエリアが選択されます。これは、一目均衡表の「前面」にローソク足チャートが配置されているからです。

--みょ? 前面?

うん。透明なフィルムが重なっていて、下のフィルム(背面)に一目均衡表が描かれていて、上のフィルム(前面)にローソク足チャートが描かれているようなイメージです。グラフィックソフトではレイヤーなんて言います。

--みょ それじゃぁ色が変更できないみょ 困るみょ

うん。前面と背面の順番は入れ替えることができます。一目均衡表を操作したいときには一目均衡表を前面に設定すればいいのです。


とはいっても背面を選択できない場合もありますので、前面のローソク足チャートを背面に設定します。

ローソク足チャートのプロットエリアの外でグラフエリア内の位置で右クリックして「最背面へ移動」を選択して「背面へ移動」を選択します。今回は画像が2つしかありませんので「最背面へ移動」でも同じです。

キャプチャ
図2:最背面へ移動


一目均衡表を前面に、ローソク足チャートを背面に設定できました。今回のようにグラフを重ねた場合には、この前面背面の操作は多用しますので、使い慣れておくといいのかもしれません。

その26から一目均衡表のお化粧に入ります。

プロフィール

もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


キャプチャ
もきち♪への直通メール

スピンオフサイト

ブログ内リンク

全ての記事を表示する
データをダウンロードできるサイト一覧  シーズン2
エクセルでチャートを描いてみよう

ブログ内検索

過去の記事

全ての記事一覧

カテゴリ

最新記事








使っている証券会社

スポンサードリンク

おすすめ



カンファレンスバナー

アフィリエイトフレンズ

クラウドソーシング「ランサーズ」

広告