2020.11.28
エクセルでRSIチャートを描いてみる その16

図1:A+B
日経平均が急上昇して、過熱気味だというので、買われすぎや売られすぎを判断する指標の一つであるRSIチャートをエクセルで描く方法を確認しています。
その15で「値上がり幅合計」と「値下がり幅合計」が合算できました。
RSIの計算式は、
一定期間の値上がり幅合計を「A」
一定期間の値下がり幅合計を「B」(幅なので絶対値)
とすると、
RSI=A/(A+B)
でした。
この「A+B」を計算してきました。
この値で「A」である「値上がり幅合計」を割った値が「RSI」です。
ということで、「RSI」を計算します。
まずは「G251」に入力してある「A+B」の計算式を「()」で括ります。
「G251」セルを選択して、「=」の後の計算式全体を「()」で括ります。

図2:(A+B)
続いて、「値上がりf幅合計」を「=」のすぐ後にコピペして、「/」を入力します。

図3:RSIの計算式
「RSI」の計算式は「=SUMIF(OFFSET(F251,,,-$G$1),">=0")/(SUMIF(OFFSET(F251,,,-$G$1),">=0")-SUMIF(OFFSET(F251,,,-$G$1),"<0"))」となりました。

図4:RSIの計算式
--みょ できたみょ
うん。一応計算式は完成しましたが、まだエラー処理をしていません。
エラー処理をどうするかを含めてその17から「RSI」の計算を進めていきます。
