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リーマンショック時に匹敵するコモディティー価格の下落 ~安倍総理発言で考えるデータの読み方~

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伊勢志摩サミットのセッションで、安倍総理大臣が「コモディティ価格の下落幅がリーマン・ショック時に匹敵する」と発言したそうです。


このニュースを見たときに、思わず「消費増税が先送りされる」とつぶやきました。いや。電子的にじゃなくて本当にリビングでつぶやいたのです。間髪を入れずにお嫁さんから突っ込みが入りました。

何を今さら。消費増税先送りって前から言っていたでしょ。

お嫁さんはもきち♪と違って常識人です。大体世間の常識を踏まえています。確かに、誰も予定通り消費税をあげるとは思っていないようです。でも、、大人は安倍総理が「延期します」と言わないと話題にしてはいけないと思っていました。

そして、今となっては安倍総理もなかなか言い出すタイミングが難しかったと思うのです。そこにサミットで、満を持しての発言だと思うのです。


確かに、コモディティー価格、特に原油価格の低下は世界経済に影響を与えています。でも、それによって直ちに世界経済がリーマンショック時に匹敵する壊滅状態には陥っていません。

安倍総理は、「リーマンショックのような危機が起こらない限り、予定通り消費増税を実施する」と言ってきました。

でも、実際にはリーマンショックのような危機には陥っていない。消費増税を延期すると前言撤回しないといけません。だから、「リーマンショック時に匹敵する」という言葉が必要だったのです。消費増税を延期するための呪文です。

実際にはそこまでの危機に陥っていないのですから、安倍総理は困ってしまいます。そこで、いろいろな指標を探ると、コモディティー価格がリーマンショック時に匹敵する下落です。探せばあるものです。


ということで、一部媒体で「安倍総理が消費増税を再延期する意向を固めた」とのニュースが報じられています。

安倍晋三首相は26日、来年4月に予定されている消費税率10%への引き上げを再延期する意向を固めた。現在の世界経済の情勢を2008年のリーマン・ショック直前と似ていると分析。予定通り増税した場合は、経済が急速に悪化する懸念があり、政権が目指すデフレ脱却が困難になると判断した。

引用:毎日新聞2016年5月27日 02時30分(最終更新 5月27日 04時54分) 「安倍首相 消費増税、再延期へ 「リーマン前に似ている」

まだ一部媒体に限られているのが少し気になりますが、そろそろ消費増税延期を公言してもよさそうです。


ほしい形のデータを探せば、どこかに見つかるものです。

本来は、今まで景気の判断に利用しているGDPや、雇用情報や、景気動向指数などをみて判断するべきですが、大人はそうもいきません。呪文を唱えられないのです。

数字やグラフを見ると、なんだか正しいように思ってしまいます。いや。その数字やグラフ自体は正しいのでしょう。でも、その数字やグラフを読み解くのは人間です。

誰かを説得するのにデータを利用するのは効果的です。そして、都合のいいデータだけをそろえて意図した方向に誘導することもできてしまいます。恐ろしいことです。だから、よいこは都合のいいデータを探してはいけないと思っています。
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もきち♪

Author:もきち♪
個人事業主ですが株式投資のほうが主体になっています。

投資スタイルは逆張りナンピン。チキンになりきれないひよこ投資家™でピヨピヨトレードです。

2007年に投資信託を始めて、2009年に国内株式の個別銘柄投資を始めました。

中小企業診断士(診断業務休止中)でオンライン情報処理技術者です。

ブログでは株式投資とコンピュータの話を中心に書いています。

きほんゆるめに。。。

【FISCOソーシャルレポーター】ってのに公認されました。


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